こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護士とボランティアの共存は必要について考えていきたいと思います!
厚労省は、2025年に日本は介護士が約38万人不足すると言う予測を発表しています。
この問題で言うと、私はそれ以上だと考えています。
今、介護人材の離職率は増加傾向なのが現状です。
そこで、必然的に必要な人材として、「ボランティア」としてのインフォーマルサービスがこれから益々増加していかなければいけないからです。
日本全国、介護士不足は問題視されていますが、1番怖いのが関東圏内の介護士が大きく不足しています。
都心部になると、わざわざ介護士として働くよりも他の仕事をするか、バイト掛け持ちの方が稼げる為に介護人材が大きく影響していきます。
これは、大きな問題です。
介護人材の大きな影響が出ると、介護保険事業所や介護保険施設は介護士不足で運営出来ないと言う大きな痛手を受けます。
そうなると、倒産も今後増えてくるかもしれません。
そこで、介護士とボランティアの共存は今後必要になってくるでしょう。
介護士は今後もボランティアの方々と積極的に参加を促していきましょう。
つまり、地域との連携が大切だと言う事です。
介護士とボランティアは共存できるのか?
介護保険事業所や介護保険施設での介護士の業務は、想像を絶するくらいの大変さです。
そこでボランティアの受け入れをする事で、介護現場での業務が出来るのか?
と、考える事があるかと思います。
しかし、それは急に助っ人に来る派遣介護士と同じような考え方です。
現場での介護業務になかなか貢献出来ないと考える概念は間違いなく変えていくべきです。
ボランティアには、出来る事は沢山あります。
例えば、見守り・レクリエーション・掃除等と様々な事が出来ます。
これは大きな仕事量です。
掃除にしても、現場介護士の時間的負担が大きく減ります。
その分、介護業務に介護士は今まで以上に出来る訳です。
最初から、ボランテイアは意味がないと考えてはいけません。
しかも、ボランテイアは無償で来てくれているのです。
何を言いたいかと言うと、介護事業者側がボランティアの受け入れをした際に、何をして頂くかを考慮して受け入れると言う事です!
ボランティアの受け入れは、地域包括支援センターもそうですが社会福祉協議会への相談も可能です。
介護事業者側もインフォーマルサービスとして、ボランティアの受け入れは今後の介護人材の不足への大きな担い手となる事や、地域との連携や構築が出来ると言うメリットも大きいのです。
ボランティアはただのお手伝いさんでは無い
今回は、介護士とボランティアの共存は必要について考えていきました。
いかがでしたか?
介護士が減る一方でボランティアは増加傾向です。
介護士は特に掃除やレクリエーションに困っています。
ボランティアは、様々な得意分野を持っている方が多いです。
私自身、介護施設長としてボランティアさんのレクリエーションについては現実に目で観て、「すごいなぁ」「相当な得策だ」と感じました。
社会福祉協議会から、常にボランティアの受け入れの相談をしています。
それだけ、ボランティアさんとの共存は必要だなと実感しています。
介護士も、びっくりする位です。
このようなボランティアの受け入れは、管理職や生活相談員が率先して受け入れをする事で可能です。
そして、介護現場へよく伝えておく事が大切であり必ず必要です。
そうしないと、介護士は「ん?ボランティアが来るとは聞いていたけど何をするの?」
となっては、全くボランティアの必要性が見込めないからです。
この様に、介護ボランティアの活用は慣れて来ると現場介護士も受け入れやすいです。
そして、介護人材の不足を大きく助けてくれる大きな存在がボランティアです。
これからの介護はボランティアを含めたインフォーマルサービスを積極的に活用していかないと介護事業所自体の運営は厳しくなって来るでしょう。
つまり、ボランティアはただのお手伝いさんでは無いと言う事です。
これから、ボランティアさんとの共存を積極的に行い、良質な介護支援を行っていく事が大切だと言う事です。
それでは、今回もここまで読んでいただきありがとう御座いました!
以下にも様々な記事を連載しておりますのでよろしくお願いいたします!