こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、簡単に理解出来ても説明するには難しい。
そんな内容を紹介していきますね!
介護と介助は似てるようで違います。
そして介護や介助には様々な種類があります
それらやり方、方法まですべてお伝えします。
それでは今回もよろしくお願いいたします。
介護と介助の違いとは?
「介護」とは、生活支援をすることです。
当たり前ですが後述を。
高齢者や病人などを介抱し、日常生活に支障がある場合、炊事や買い物や洗濯掃除などの身の回りの世話をすることです。
「介助」とは、食事や排せつや寝起きなど、日常生活における起居動作の手助けをすることです。
介護や介助にどんな種類があるの?
身体に触れるもの
・清潔に関係しているもの
→洗顔、口腔清潔、身体の清潔、洗髪、更衣
・入浴に関する介助
・排せつにかんする介助
→排尿、排便
・食事に関する介助
→食事を口に運ぶ、服薬介助
・移動に関する介助
→体位変換、起居、移乗、移動
身体に直接触れないもの
・洗濯
・食事の準備・後始末
・掃除
・コミュニケーション
生活支援を主体に置いてます。
介護や介助の方法
・洗顔
介護施設では毎日洗顔します。
高齢者の方は目ヤニがたまりやすくなります。
取りにくい場合はお湯で温めて柔らかくなったときに取ります。
朝のケアでは大切な事ですね!
・口腔清潔
歯磨きやうがいなどを手伝います。
又、ブラシやスポンジや指などにウエットティッシュやガーゼなどを巻き汚れをふき取ります。
・洗髪
高齢者の方になると髪の癖が強く出たり、寝ているときに後頭部を擦り髪が縮れてしまうことがあります。
整髪用のウォーターなどを使用して優しくとかします。
特に寝たきりの方では後ろ髪ぺったんこをよく見かけますね。
綺麗に整えるのも大切ですね!
自分に例えてみるとよく理解出来ます。
寝癖のまま出勤できませんよね。
・入浴に関する介助
まずはバイタルチェック(体温・血圧・脈拍・呼吸・表情)を行います。
声をかけてからお湯を足元からかけ、陰部や髪や顔を洗ってから体を洗います。
入浴後は転倒予防のために足の裏を拭いてから、乾いたタオルで身体全体を拭きます。
必要ならば、耳掃除や爪切り、保湿クリームなど塗布します。
そして十分に水分補給をしまう。
最後のバイタルチェックを行います。
寝たきりの方専用の洗髪料も今では当たり前に売ってますね!
ドタバタの中、結構活用できます。
・排せつに関する介助
トイレまで誘導して、トイレに着いたら自分でできることは自分でしてもらいます。
残存機能を活かす事で、介護者目線でいうと、全介助する意味はないですよね。
排せつの間はドアを少しだけ開けた状態で外で待ちます。
排せつが終わったら声をかけてもらいます。
昔の介護概念は現代では、あまり通用しません。
「出来る事は無理の無いように支援する事です」
これから介護福祉士国家試験を受験する方にはこれが当たり前で審査されます。
・食事に関する介助
食事前に水分補給をします。
(口腔内を湿潤させる事と、嚥下機能を促す意味合いもあります)
そして水分の多いものから食事を与えます。
主食、野菜やお肉などのおかず、水分を交互に与えます。
食事が終わったら食べた摂取量を確認することが利用者様の健康状態を把握することにつながります。
(健康状態が把握できます)
・移動に関する介助
利用者様の横に立って利用者様の腕や腰を支えるようにしながら、歩調を合わせてゆっくりと歩きます。
(たまに止まって、相手の歩調に合わせることが大切です)
介護や介助で利用者様に拒否される
食事に関しても、食べ物が食べ物と認知できないことなどがあります。
入浴でも体を洗う必要性が理解できなかったり、服を脱がされることへの恐怖心があるようです。
認知症の利用者様の羞恥心が強く、自立心が高い介護職員に付き添っていることに嫌悪感を感じることがあります。
そういった嫌がる拒否反応が出た場合は嫌がる理由を聞いたり、介護を行う目的を前向きな表現で説明しましょう。
(自分が介助される側で考えると、介助される側の心理がよく解ります)
ここまで、介護・介助のついて基本的な事を書いてきましたが、実際のところ、それが、上司に等によって潰される事が多くあります。
しかし、そこで上司に好かれるのみで昇格してわずかな手当が必要でしょうか?
私が思うに、それは多大な年月と無駄な時間だと考えます。
それよりも、もっと自分を評価してくれ事業所へ転職するのが一番早く、己の本領が発揮できます。
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無理に読まれなくても結構です。ハローワークでは出ていない貴方への求人は多数掲載されています」
最後に・・・
介護や介助にはさまざまな種類があります。
最初からすべてができるわけではないので、1つずつ着実に覚えていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
しかし、毎年介護職人材不足について悩まされる今日この頃です。
やりがいと給与が真っ当であれば問題はないですね。
ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。