こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は男性看護師と介護士との連携について紹介していきます。
まだ少ない男性看護師の悩みなどについても話していくので、男性看護師の方は是非ご覧ください。
今回はそんな男性看護師との連携について考えていきたいと思います。
あえて男性看護師ならではの仕事スタイルと、介護士との連携が女性看護師とどう違ってくるのかが、新鮮味のあるブログになれればなと思います。
*今回は男性看護師と介護士に特化した内容です。
それでは、よろしくお願いいたします!
介護施設における看護師の仕事内容
介護施設での仕事は病院と違って少ない人数での勤務となります。
介護施設での看護師の仕事は以下のようになります。
・入居者の健康管理、入居者の服薬管理
・入居者の体調に異変があった場合の応急処置
・病院に行くか救急車をよぶか等の判断、付き添い
入居者の方への声掛けや朝食の様子など観察して把握する必要があります。
また入居者一人一人がいろいろな病気や症状をかかえているので薬の管理も非常に大切です。人によっては何種類もの薬を服用してる方もいるので、間違えないように責任を持って管理するのです。
また、症状に変化がある場合は現在の薬を継続するか、変えるかを医師に相談する役割もあります。
入居者が転倒してケガをしたり、体調に異変があった場合は一番施設の看護師が応急処置をしないといけません。
そして、病院に行くか救急車を呼ぶかの適切な判断を求められます。
これらは、女性看護師と全く同じことになります。
誰にも分ってもらえない男性看護師特有の悩みとは?
現在は男性看護師が増えていると言われますが、それでも看護師全体のうち男性は10%ほどしかいません。
女性が大半の職業では男性ならではの悩みを共有する機会が少なく孤独を感じる方もいると思います。
よく聞く悩みでは、やはり看護師仲間は女性が大半で馴染みづらいこと。
女性の入居者から嫌われることがあげられます。
これは、介護士でも同じことが言えますよね(T . T)
そういった悩みを解決するために重要なのはコミュニケーションです。
男性看護師との男性介護士同士では、女性看護師には相談しにくい事もなんか相談しやすいといったメリットも実は大きい所です。
正にお互い様みたいな所ですよね。
コミュニケーションでは下の記事で詳しく説明しているので、是非そちらを参考に人間関係を良くしてください。
ちょっと一呼吸。
利用者様と円滑にコミュニケーションを取る方法を紹介になります。
男性看護師と介護士は連携は難しいのか
まず男性看護師の大変なことは看護業務と並行して力仕事を強いられることが多いことです。
そして、よく多いのがデイサービスや特に通所リハビリ等の管理職になり易く、緊急的な判断と、医師との連携が精神的に重い事です。
夜勤も女性看護師より多く入りやすく、連続で続く日などもあるので身体の疲労が取れないこともあります。
しかし、男性看護師は結構介護士との連携が取りやすい事もあります。
男性看護師と介護士との連携によるメリットを3つ挙げます。
- 男性看護師が現場にいると、看護業務以外でも行事やレクに積極的に参加してくれる事が多い。
- 介護業務、特にトイレ介助にも積極的に入ってくれる。
- 介護リーダーとのやりとりが割り増しスムーズにいき易い。
上記のことが、完全に当てはまることはなくとも、こういう傾向があります。
私の介護人生や友人との付き合いで、結構当てはまりました。
しかも、看護師なので看護目線での視野も広いので、結構介護保険施設・介護保険事業所では活躍の機会も多く、良い連携が取れ易いと思います。
「介護士自体も女性比率が高いので、そこに男性看護師がいるだけで、結構助かる場面も多いので、連携自体がスムーズにいける傾向にあります。」
男性看護師と介護士の連携はお互いにメリットがある
介護保険事業所や介護保険施設では、女性が多い職場であるからこそ男性からの視点で入居者に対応できたり、力仕事なども頼りにされます。
これは男性介護士にも同じ事が言えます。
また、広い知識と判断力つく上に責任のある仕事をしているので、非常にやりがいを感じると思います。
そして何よりも女性職員へ抵抗のある方等の男性入居者・利用者の方へのアプローチもし易いので、女性介護士との連携にも繋がりますし、「看護師をやっていて良かった」介護士側も「男性の看護師がいて良かった」と心から思える事もあるかと思います。
そして最後に・・・
男性看護師は看護業以外も求められて、仕事で大変なことも多いと思います。
また男性看護師の方は女性職員が多い中に囲まれて働きにくいと感じることもあるでしょう。
しかし、コミュニケーション次第では介護士との連携も密になり易く、女性介護士側の意見も真摯に受け入れ易いのが男性看護師ならではだと思います。
男性看護師に言いにくい時は、男性介護士へ伝えると、自ずと男性看護師側へ連携が取り易いです。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると励みになります!