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介護福祉士は技術だけでは通用しません!認知症介護が難しい

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、介護福祉士の技術と認知症介護について考えていきたいと思います!

介護福祉士って国家試験で合格しなければ名乗れない資格ではありますが、よく初心者介護士さんが「介護福祉士は介護技術が出来る人」と間違った考え方をする事があります。

介護福福祉士は、介護技術・知識が有るのは当たり前に出来て当然です。

認知症介護についても、プロと呼べますよね!

何せ国家資格ですから。

しかし、介護技術や知識だけでは通用しません。

逆に言えば、介護福祉士資格を所持していない介護士の方が「介護技術に特化」している場合も実際あります。

ただ、介護福祉士は相当な勉強をして介護福祉士国家試験に合格している訳です。

介護の世界では、介護技術は基本的に実践で学ぶ事が多いかと思います。

そこで、介護技術では移乗介助や排泄介助・そして何より「認知症介護」が大きな経験値の差が出ます。

前田(運営者)
私の中で介護のプロフェッショナルは「認知症介護」ですね!

認知症介護は介護士・介護福祉士・ケアマネといった介護職種において永遠のテーマです。

介護技術は、毎日の介護実践で身について来る事が出来ます。

なので、介護福祉士は介護技術だけでは通用しません。

ただ、「認知症介護も実践で学んで行くから一緒だろ!」

と突っ込まれそうですが、そうは簡単にはいきません。

どんなに経験を積んで来た介護福祉士だろうがケアマネだろうが、認知症介護はとても難しいです。

20年近く認知症介護に携わって来た私も、認知症介護だけはずっと勉強の毎日です。

どれだけ介護福祉士や医師が頑張っても難しいのが「認知症」と言う病気なんですね!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

介護福祉士として活躍出来るのは認知症介護!

介護福祉士としてデビューする方々は、そもそもこの何年かの介護現場で「認知症介護」を実践として学んでいると思います。

勿論、そこに介護技術も比例してプロと言えるものを習得しているでしょう。

しかし、いくら経験を積んでも難しいのが認知症介護です。

ここで、「認知症なんて、だいたい解っているよ」と断言出来る介護福祉士の方が居るならば是非何時間も話を聞いてみたいですね!

前田(運営者)
認知症は日内変動や、短期記憶障害がメインの高齢者さんが多いと思いです。

そんな高齢者さんへのアプローチは、まだ対応策を講じる事が出来やすいですね!

しかし、認知症重度の方への「認知症介護」についてはどうでしょう?

結構なハードルが上がると思います。

相当ですよ!

前田(運営者)
または、稀ですがピック病みたいな超困難事例の認知症介護ともなれば介護技術にも相当な高等テクニックが必要大前提にもなり、介護支援が相当難しいのは私も介護人生1度体験しました。

認知症・ピック病について厚労省からの見解について、以下にリンクを貼っておきます。

認知症施策の現状

厚労省より抜粋

ピック病自体が、認知症のカテゴリーとは違うと言う方もいらっしゃるので難しいところではありますが、私は認知症介護と対応は同じであると認識しています。

これは経験から来るものです。

前田(運営者)
認知症自体、脳に影響を及ぼしているのは当然であり、ピック病も同じく脳に影響を与えていると言う観点では同じだからです。

このように、介護福祉士は認知症介護において活躍出来るのはこれこそ専門分野だからなのです。

そこで、介護福祉士として活躍出来るのが「認知症介護」と言う事です。

看護師とは違う目線で「介護」が出来るのが介護福祉士の強みなのです!

介護福祉士として学んで行く事とはなに?

ここで、介護士から介護福祉士となった貴方へ質問です。

「介護福祉士となって、今からどう言う介護支援をしていきたいですか?」

・・・?

認知症介護はチームプレー

介護福祉士になった当時の私の考え方はこうでした。

「介護福祉士として、今まで出来なかった認知症介護をチームプレーで先導していきたい!」

前田(運営者)
正に、介護福祉の真髄である「チームプレー」が認知症介護には1番必要だと感じていたからです。

今、正に介護福祉士になりたての方々が多くいらしゃると思います。

そこで、満足してはいけません。

(この思考は、とっても重要です)

介護福祉士となった今、自分の成長をさらに加速させる事がとても重要です!

ここは、介護に携わるものとして伝えたい事です。

前田(運営者)
介護現場は人材不足で大変ですが、そこを冷静に、そして客観的に介護福祉士として「認知症介護や介護技術」を介護士へ心から伝えていく事です。

何度も言いますが、在宅介護も施設介護も「チームプレー」が重要なんですね!

一人一人の介護支援が違えば、認知症患者さんは何が正解なのかさえ解りませんから。

認知症介護は永遠のテーマ

介護福祉士にとっての仕事のやりがいとは何か?

それは「認知症介護」です。

何度も言うのは、とても重要だからです!

介護職として、これが出来ないと今の介護現場では全く通用しません。

こちらの記事もご参照下さい!

介護福祉士の卵の方やベテラン介護福祉士のどちらにも同じ事が言えます。

それが「認知症介護」なんですね!

時には一緒に笑い、時には一緒に悩みを共有すること。

これが、認知症介護の原点です。

いくら、認知症を患っている高齢者さんも好きで認知症になった訳ではありません。

人は、老いる事で認知症に罹患しやすくなります。

他にも、様々な疾患を患います。

基本的に、人間の身体は50年生きる様に出来ていると言われます。

しかし、医療と食事の関係性から長寿となっています。

そう言うことを考えると、介護支援がどれほど難しいか?認知症介護が難しいか?

それが理解出来ると思います。

ここで、質問ですが「介護技術」だけに特化した介護福祉士はどれだけの介護支援が出来るでしょうか?

介護技術は言ってしまえば、看護師も出来る技術です。

しかし、認知症介護の専門は誰でしょうか?

それが、介護福祉士です。

介護現場での認知症介護に特化していると言う事ですし、それだけの誇りを持って介護という「やりがい」を持って欲しいです。

前田(運営者)
これがケアマネとなると、視点がおもいっきり広くなるのであくまでも「介護現場」での認知症介護のプロは介護福祉士だという事です。

勿論、認知症介護は難しいです。

しかし、それも経験で解決策は近づけます。

介護福祉士の皆さん、今から頑張るも良し!これ以上に頑張るも、それこそ良しと言う事なんですね!

なので、認知症介護は永遠のテーマなんですよね!

それだけ、介護福祉士にとっての「やりがい」はいくらでもあると言う事です。

そして「チームプレー」を指揮するのも介護福祉士です!

介護技術だけで現場が回るならば、誰も苦労はしませんから。

認知症介護が難しいんですよね!

そこでチームプレーで必須なのが、「スピーチロック」です。

是非、合わせてご参照下さい。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。

以下にも、様々な記事を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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