介護福祉士 転職について

介護福祉士の転職は実はメリットだらけです

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、介護福祉士の転職は実はメリットだらけ、について考えていきたいと思います!

私自身の体験もご紹介していきながら、お伝えしていきますね。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

私の介護福祉士までの経験とやりがい

介護福祉士の皆さんは、今の介護現場で「やりがい」を持って仕事が出来ていますか?

私は、介護福祉士になる前は歯科技工士として働いていたんですが、朝の9時〜翌朝の3時まで働いていた過去があります。

「どんだけブラックな仕事だよ!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そんな当時で、勿論残業代は0円で手取りが月に15万円でした。

さすがにキツすぎて、たった2ヶ月で十二指腸潰瘍になってしまい辞めてしまったんですね。

こんな仕事を死ぬまで出来ないと早々に見切りをつけて、看護師である母が勤める病院に併設されていた介護老人保健施設で介護士として働く事になったんです。

当時は介護保険制度も創設されたばかりで、当時の上司が「介護保険とは何でしょう?」と言う質問自体意味不明な若造でした。

前田(運営者)
そして、当時の介護現場は正に超縦社会の介護施設でしたが、ちょっと残業しても18時位に帰れる事に感動しすぎてキツさよりも嬉しさで満載でした!

ちょっとした私の介護の世界へ入るキッカケでしたが、いざ初心者なりにでも介護福祉士の先輩から色々と壮絶な?ご指導を受け、何とか3年の介護現場での実務経験を積んで、介護福祉士国家試験に合格する事が出来たんです。

介護福祉士国家試験に合格出来た時は、いつもは怖い先輩介護福祉士の方も本気で喜んで頂き、男ながらに涙した事を最近の様に覚えています!

何なら、ケアマネ試験に合格出来た時よりも嬉しかったです!

そんな介護福祉士が現代社会において、相当減少傾向なんです。

最近で言うと、新型コロナの影響も追い討ちしています。

しかし、そんな今こそ介護福祉士が転職するにはかなり有利な条件が出来上がっているので是非、介護福祉士として良い介護現場へ転職できる事について考えていきたいと思います!

介護福祉士の数自体が足りていない!

これからの介護現場においての介護士育成に必要な知識と経験を有する国家資格である「介護福祉士」の数自体が全く足りていないのです。

前田(運営者)
と言うか、介護福祉士になりたいと言う介護士の数自体も減少していると言う大変な状況です!

以下に、介護福祉士国家試験の受験者年表を掲載しているのでご参照下さい!

介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移について

厚労省より引用

私は、相当びっくりしました!

何と、以前は15万人位が受験していた介護福祉士国家試験が10万人を大幅に割れているんです。

これは、将来的に相当深刻な事態です。

介護人材が減ると言う中で、介護福祉士も減ると言う事は介護の基本や技術・自立支援等を指導・教育出来る人材が少なくなると介護事業者にとっては倒産しかねない状況なのです。

何故ならば、現在の介護保険制度は基本報酬を上げずに加算で何とか営んでくださいと言う状況だからです。

介護福祉士と言う存在は、ヘルパー事業所においてもサービス提供責任者へなれると言う条件もあります。

この条件が確保出来ないと、在宅介護の要である訪問介護はどうなるでしょうか?

小さな訪問介護事業所は倒産の危機ですよね。

こうなると、国が推進している在宅介護をメインとした地域包括ケアシステムもどうなるのやらとなる訳です。

ここ、とっても重要です。

国が社会保障費の圧迫を抑えるが為に全国の地域包括支援センターや行政へ丸投げしたんです。

そのおかげで現在、地域包括支援センターはてんてこ舞い状態なんですよね。

介護福祉士がこれからますます減っていくとどうなるでしょうか?

地域包括支援センターで働けるケアマネの数も比例して少なくなり、介護保険制度の事実上の破綻の危機にも繋がるんですね。

それでは、介護福祉士の転職メリットについて考えていきましょう!

介護福祉士を目指す介護士を優しく育てていこう!

介護福祉士へなるには、介護福祉士国家試験に合格しなければなりませんよね!

しかし、介護士は今の現状、介護福祉士へなったとしてもそこまで手当が貰えない現実を目の当たりにしています。

さらには、一生介護で生きていくと考える方々が減ってきているんです。

これがまた介護保険制度の闇だと私は考えます。

そして、仕事を無くした中年層や派遣切りに合った方々が介護の世界に入ってくるも、想像を絶する介護現場を目の当たりにして直ぐに離職してしまうケースが多々観られます。

これは、介護現場を介護保険制度上ギリギリの人員の介護士や介護福祉士で回している事が一因しています。

前田(運営者)
そんな、介護事業所へ転職するよりは、もっとホワイトな介護人材がそれなりに充実している介護職場へ転職する事を切に願います!

そうでもしないと、これから介護福祉士へなりたいと思える介護士を優しく育てる事はまず100%無理難題です。

介護士を優しく育てると言う事は、しっかりと研修体制(OJT)が整備されている環境と言う意味合いです。

これから2025年を迎えると、今の団塊世代が75歳を迎えます。

そうなると、今以上に介護支援を行う介護支援事業者や介護保険施設が機能していなければいけないと言う事です!

介護福祉士になって転職するのは有利としか言えない

介護福祉士へ見事合格できれば、転職にとてもメリットとしか言えません。

何故ならば、どこの介護事業所も介護福祉士と言う介護現場のリーダー的存在が必須であり、「加算が取れる」からです。

介護事業所も慈善事業で会社や社会福祉法人を運営している訳ではありません。

簡単に言いますが、介護福祉士が何名所属しているから介護報酬が多く取れると言う訳です。

そこで介護福祉士は転職に相当有利な訳ですね!

前田(運営者)
なかなか介護人材が不足しているからこそ、介護福祉士なら良い介護事業所が選びたい放題と言ってもおかしくないと言う状況です。

但し、ハローワークに1年中募集がかかっている介護事業所はあえて避けたが良いとだけ私からはお伝えしておきます。

もっと良い職場は、介護職転職事業者が実は豊富に持っているからです。

登録も無料且つ、いつでも相談可能なので良い選択だと思います!

自分の人生に関わる事です!

有利に良い介護職場へ転職する事で、介護福祉士としての良さを存分に発揮して「介護」という仕事にやりがいが持てると良いですね!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも、様々な記事を掲載していますので読んでいただけると嬉しいです!

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座います。

前田(運営者)

転職は、1日の大半の時間を使う「仕事」にかかわるものであり、給料にも大きくかかわるため『人生の決断』ともいえる大きな転機です。

「適当に決めてしまって後悔した」ということの無いように、納得いくまで相談することが重要。

担当者へ、自分に見合った就職先を伝えましょう!

介護・福祉職対応可能!専任のキャリアアドバイザーへ何なりと希望をお伝え下さい。

介護職としてもう疲れた方へ。

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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