こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
昨日は風邪気味で寝込んでました、すみません。
今回は、大きな問題でもある「未来の介護職」について考えていきたいと思います。
直近のケアマネタイムスと言う、ケアマネがよく参考にする介護ニュースから「え!?」となった事があったのでお伝えできればと思います。
現代の成人未満の学生のなりたい職業に「介護職」がどう評価されているのかを考えていきたいと思います。
親の影響力もある様なので、考察していきたいと思います!
そして、介護職・福祉の仕事について若い世代が就職するには難しいという概念の打破に少しでも発信できればと思います。
それでは、今回もよろしくお願いします!
若年層が持つ介護職のイメージとは?
介護や福祉の職種について、若年層がどう思っているのかを私自身が介護施設長として職場体験に来た中学生に聞いてみた考えを下記に挙げます。
- 人としてやりがいが持てる
- やりがいはあるが、身体的・精神的負担が大きそう
- 給与が安いと親から言われた
この様に、介護職へ就職はしたいと思えたが「きつい」「給与が安い」といったネガティブな意見が実際に聞けました。
これが、私にとっての1つの問題点でした。
そして中学生と話をしていると、何故給与が低い・きついと言うワードが出て来たのかを実体験以外の部分で聞く事も出来ました。
やはり、親からの「介護はきついのに低賃金」「もっと上の資格を目指したがいい」と話されたそうです。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
介護職はきつい・低賃金という刷り込み
今回、中学生に聞いた意見では一番の印象として、「介護職のやりがい」を皆さん実感できたが、実際のところ親の介護職へ対する「きつい・汚い・給料が安い」という刷り込みが少なからず影響を及ぼしているという事実です。
私自身、様々な情報ツールで「介護職・福祉職は辞めたが良い」とよく目にしますが、実際に中学生から聞いた言葉については、正直改めてショックでした。
その中でも、介護・福祉が今後大きく発展せざるを得ない状況になるかもしれないという事は、私の言葉の表現として中学生へお伝えしました。
人は目先の未来を注視する様な思考が多いですが、10年先は確実的な状況は解らないと思います。
予想はしても、日本国政府の考えはどうなるのか?
なんとなくしか解らないと思います。
そして、これは国単位での問題点だと思います。
しかし、結婚していようがしていまいが、私達親である世代が簡単に介護・福祉の未来を消す事は私の意見としては出来ません。
(個人的な私見です)
何とかして介護職へ就職したくないという考え方の打破ができればと考えます。
例え少しずつでも。
そして最後に
今回の中学生の職場体験でとても有意義だったなと私自身考えさせられました。
ニュースや、有識者の方々から様々な今後の介護・福祉について考える機会はありますが、これからの未来を背負う中学生からのダイレクトなメッセージはとても心に刺さりました。
もちろん、良い意味合いです。
これから介護・福祉業界で仕事をしていく若い世代の方々の土台を我々がこれまで以上に固めて行かないと、介護職の未来はまたも遠のくのかなと考えます。
こちらの記事も参考までにご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますのでご参照下さい。