ケアマネージャー ケアマネージャーの勉強

新人ケアマネの悩みとベテランケアマネの指導について

こんにちは!

介護施設長の前田裕(@masakuraudo0415)です。

今回は、先輩ケアマネが新人ケアマネさんへの指導や助言について考えていきます。

私も新人ケアマネの頃は右も左も解らず、管理者からよく叱責されたのを覚えています。

私は、因みに最初は居宅ケアマネとして従事しました。

他にも、ユニット型特養・小規模多機能・グループホームのケアマネを歴任してきました。

毎日、悩みが尽きませんでした。(私はです)

しかし、当時を振り返ると自分で調べる努力をあまりしなかったり、聞くべき事を何かしらケアマネ資格保持者として恥じらいがあり出来なかったのが私にとって駄目な点だったなと思います。

 

最初から何でもこなせる人間は居ないと思います。

それでは、今回もよろしくお願いします!

新人ケアマネの最初の悩みとは?

ケアマネ試験で勉強して、実務研修を通してなんとなく流れは理解していたつもりでも、いざ居宅・施設関係なしに新人ケアマネとして従事すると、まずデスクに座り、何名か担当する事になると思います。

そこで、新人ケアマネのよくある最初のパターンを3つ挙げますね。

  1. 担当利用者・入所者のファイルを一通り見るが今からどう動くんだ?
  2. 担当者会議の進め方が解らなくて予行練習を何度も行う
  3. ケアプラン等書類作成に相当時間がかかる(そのせいもあり、効率よくいかず書類が溜まる=残業と焦りが出る)

もっと色々と最初の悩みはあるかと思いますが、この3点は結構周りにいるケアマネの友人や、私自身がそうでした。

この3つは最初はしょうがないとしか言えませんが、先輩ケアマネが上手にアドバイスをしてくれる事で、結構上手くいきます。

すると勝手に段々と慣れてきます。

しかし、上司次第な部分が大きく関係します。

そして、1番は気持ち的に楽になり、ケアマネとしてやりがいを感じてきます。

ベテランケアマネの指導・助言方法

さて、ベテランケアマネも担当利用者・入所者が多く、分刻みでバリバリ仕事している中、新人ケアマネの指導を任されたら、まずどう教えていったらいいでしょう?

私自身の経験と実践での事を伝えていきます。(上から目線ではありません)

最初はケアマネとして、誰しもが新人だった訳です。

まず、自分が初めてケアマネになった時の初日を思い返して見ると、その時「こう教えてくれたらな」「どう聞いていいんだろ?」「忙しそうだな、逐一質問してもいいのかな?」等そんな気持ちが少しでもあったかと思います。

教える側としては、やたらめったら何でもすぐに聞いてくる新人ケアマネさんがいた場合先ず自分で調べてみて、「それでも解らなかったら聞いてね!」

でいいと思います。

人に聞いて直ぐ理解するのは良いですが、聞いて理解するのと、自分で調べて理解するとでは後者の方が頭に残りますし、調べる癖が勝手に身につきます。

何でもかんでも優しく教えていると、恐らくベテランケアマネさんも忙しいので間違いなくイライラするはずです。

これは、愛のムチみたいな意味合いでの指導だと思っていただけると幸いです。

しかし、何でもかんでも調べてからを絶対条件にすると、新人ケアマネは未だ未熟なはずですから、たまに「大丈夫?行き詰まってる事ない?」

と、優しさを観せると、新人ケアマネは相当心が安らぎますし、本音で話し合える事が出来ます。

これが案外良い関係性を保て、新人ケアマネもやりがいを感じ、そんな優しい先輩の仕事ぶりを「観て盗む」という新たな自分なりの勉強をする事を覚えます。

簡単ながらですが、大体こういう指導の仕方で良いかと思います。

それでも難しい場合は、2人体制で教えたり、新人ケアマネさんのサービス担当者会議に一緒に参加してみましょう。

一緒に参加する事で、新人ケアマネの技量が半分以上は観れます。

そこで、良いアドバイスをそっと伝える事と、出来た事は「褒める」事。

これが案外効いたりします。

そして最後に

新人ケアマネもベテランケアマネもチームで動いていると解釈すると良いかと感じます。

ベテランだからこそ、もしくは主任ケアマネなら尚更です。

新人ケアマネは誰しもが最初は不安で、本来の自分なりの能力を発揮できない事が多いです。

介護福祉現場とは仕事内容がガラッと変わりますからね!

その能力を発揮させ、新人ケアマネさんにしかできないアセスメントやケアプランも生まれるでしょう。

そしてベテランケアマネは人の上に立つと言う事で、偉いと勘違いしない事です。

責任を持ってその方の為に「指導する」事だと思います。

それでは今回もここまで読んでくださりありがとう御座いました!

それでは、ここまで読んでいただきありがとう御座いました!

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前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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