こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護職員は、とてもきつく大変な仕事です。
しかし、介護士にとってのやりがいに少しでも近づければと日々模索中です!
今回は介護職員全般についてお伝えしていきます。
介護職員の仕事内容
介護職員の老人ホームなどに入所している高齢者の方に対して、生活全般にわたって援助します。
具体的にいうと、寝たきりや認知症高齢者に対する食事の世話や入浴、移動、排せつなどの介助とそれに加えて、日誌の作成、各種福祉用具の管理、看護業務の補助、部屋の掃除、誕生会や花見などの行事の開催などがあります。
さらにご家族の方や施設との提携医師、看護師との連絡などの業務もあります。
最近では地域の介護家族などを対象とした介護講習会の講師や福祉系大学、短大、専門学校の依頼による介護実習の学生の指導などの業務も増えています。
介護を必要としている高齢者1人1人に対して、人間の尊厳を重視して、自立した生活が送れるようにサポートするのが仕事です。
介護職員が抱えるストレスとは?
介護の現場ではストレスを抱えてる人が多いです。
一番多いストレスは職員同士の人間関係です。
介護の現場ではストレスを同僚や後輩へあてる人が多いのが事実です。
また相談員や看護師との軋轢の中でストレスを抱える場合もあります。
あとは難しい利用者様との人間関係でコミュニケーションがうまくいかない場合はイライラしてしまうことが多いです。
介護職のストレス関係の記事もあるので是非お読みください。
→【今日で悩みが解決】相談しづらい介護職の悩みとその対処法とは?
介護職員の給料事情は?
施設が公立の場合は公務員給与規定に基づきます。
私立の場合は公務員給与規定を参考に各々の学歴や経験年数が加味されますが、ほとんど公務員と同じくらいです。
しかし、施設によってばらつきはあります。
短大・専門学校卒で月収15~22万円程度、非常勤やパートの場合は時給800~1000円程度といわれています。
介護職員が給料を上げる方法についての記事はこちら!
介護福祉士の給料上がる!?
日本政府は約1000億円規模の財源を投入し、勤続10年以上の介護福祉士に平均して月額8万円相当の賃上げを行うことを閣議決定しています。
1000億円もの税金を投入して介護福祉士の給与を月に8万円も上げるという政策ですが、問題点もあります。
なぜなら勤続10年以上の介護福祉士は少ないからです。
厚生労働省の調べによると介護福祉士の平均勤続年数は6年と言われていて10年の介護福祉士は少ないです。
その為もあり、実際には大きな収入源には至っていないのが事実なんです。
介護職員に向いてる人
介護職は人とのふれあいが主なので、「人と接する能力がある人」「他人の考えを尊重できる人」「人に好かれやすい人」「協調性がある人」などが向いていると考えられます。
また介護の現場ではよく体を動かして業務をこなしたり、人の命を預かるので緊急事態にも的確に対応できる対応力も必要です。
そのため「臨機応変に対応できる」「体を動かすのが好き」「事務作業をいやがらない」「責任感が強い」といった要素も持ち合わせている人が求められます。
最後に・・・
人と人のふれあいに溢れている介護職員の仕事。
しかし、人と人が関わるがゆえに感情がぶつかり合ってストレスになることもあります。
介護現場の給料が上がる政策も出されたので、介護職で働く人が増えて、1人1人の負担が減りストレスの少ない職場になることを願います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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