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介護職員へのハラスメントを見過ごすわけにはいかない理由

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

介護職員へのハラスメントは未だに無くなる気配がありません。

そんな長年の悩みを見過ごすわけにはいかないので、そんな理由をお伝えしていきたいと思います!

それでは、今回もよろしくお願いいたします!

介護職員へのハラスメントは措置時代から続いている

長年の悩みではありますが、介護職員へのハラスメントを見過ごすことが常態化しています。

介護保険制度が誕生して20年経ってもですよ!

措置時代からずっと介護職員は入所者さんや利用者さんからのハラスメントを「介護職員なら当たり前」だというおかしな理屈が現代でも普通にまかり通っているんです。

それもそのはず。

前田(運営者)
当時はそもそも「ハラスメント」という言葉自体が認知されていませんでした。

しかし、今の介護福祉の世界ではそんな辛い思いをしてまで介護という仕事は時代遅れな職業であってはいけないんですね!

そんな心身的に辛い思いをしてまで介護支援をするということは間違いです。

古い介護概念を若い世代に押し付けてはいけない

上記で説明した通りに、介護職員へのハラスメントは普通にあってはいけないことです。

しかし、そんな古い介護を今でも当たり前のように引き継いでいると介護職員は次々に辞めていくでしょう。

現代社会の介護概念は、ただ入所者さんや利用者さんへの絶大な尊敬をするという古い思考では「良い介護支援はできない」という理由があります。

前田(運営者)
なので、若い世代にこんなハラスメントを受けても当たり前のような介護支援を教えてはいけません。

つまり、古い介護概念(ハラスメントを受けても当たり前)を若い世代に押し付けてはいけないということです。

絶対にです。

他職種では当たり前なことなんですけどね!

介護業界では、そこまで追いついてないのが悲しい現実なんですよ。

ハラスメントを常態化していることが正義と勘違いしている

ハラスメントにもパワーハラスメントやモラルハラスメント・セクシャルハラスメント等と様々ありますよね!

こんなハラスメントに1つ同じことが言えることがあります。

それが、「自分が心身的苦痛を受ける」ということです。

または、受け続けるということですね!

そんな介護職員へのハラスメントを常態化されているのが介護福祉業界の偽りの正義だということなんですよ。

例えば女性の介護職員が、とある男性入所者さんから必要以上に自覚しながらもセクハラをするみたいなことを受けても先輩介護職員が「それくらい我慢してたら良いのよ、あなたが近づきすぎなのよ!」

みたいな感じです。

私もこのようなセクハラ関係は何度も聞いたことがあります。

こんなことが日常茶飯事に行われていることが常態化していることが正義だと勘違いしている介護職員も多くいるんですよ!

これでは、若い世代の介護職員が増えるはずもありません。

しかもそんな介護施設や介護事業所は待遇も悪く低賃金であることが多いんです。

私がそんな介護事業者の施設長なら見過ごすわけにはいきません!

介護職員が働きやすい環境のもとでハラスメントの無い良い介護支援ができることが大前提であるということであり、仕事とはそれが当たり前であると言う理由です。

そこで、初めて介護職員としてステージに立ったと言うことなんですね!

前田(運営者)
この辺を「そんな甘い世界では無い」と言うこと自体が時代遅れな介護なんです。

そんなハラスメントが顕著に見受けられる高齢者さんが居たら解決策をチーム全員で考えることが普通なんですよ。

特に古参介護職員は、そんなハラスメント自体に耐性がついているので「我慢しなさいよ」としか言わないんです。

それがおかしいと思ってくれよと私は心の底から叫びたいですけどね!

介護職員同士でハラスメントについて考えるべき

どこの介護事業所や介護保険施設でも何かしらのハラスメントは起きています。

それを「当たり前」だと受け流すか「そんなことはあってはいけない!」と考えるかは実際のところ介護職場次第なのが現実です。

そこまで机上までもっていくのが難しいんですね。

前田(運営者)
なので、ハラスメントが頻回な高齢者さんの情報共有を介護職員で会議なミーテジングで話し合いましょう!

または、その前に信頼できる上司へ相談しましょう。

それすらも出来ない、または古い介護スタイルを意地でも貫く介護事業者であればもう転職した方が介護職員として良い判断になるかもしれません。

以下の記事も合わせて読んでみて下さい、介護の満足度について考えました。

介護業界からハラスメントを無くさなければいけない理由は簡単です。

今後、介護職員になりたいと考えてくれる方々を増やして「やりがい」を感じて良い人生を送って欲しいと言うことに尽きるんですね!

そこで、今の介護職員が出来ることはハラスメントを無くす努力をしましょうよ!

と言うことなんですね。

男性介護職員も、同じように暴力的な高齢者さんの担当役に徹するのもどうかと思いますしね!

前田(運営者)
私も排泄介助中に何度も噛みつかれたりとか何度もありますよ。

その時は仕方ないとしか思わなかったんですが、今思えば「それはおかしい」としか感じません。

昔の変な正義感をかざした介護支援は現代では通用しませんから。

少しでも介護職員へのハラスメントだけは見過すわけにはいけません!

チーム全員で解決していき、本当の良い介護支援が出来る介護職場を目指しましょう。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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