こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、コロナ禍での介護職員のモチベーションについて考えていきたいと思います!
今のこのコロナ禍での介護支援って、今まで体験した事の無いモチベーション落ちまくりの仕事環境だと思います。
それでも、介護職員は毎日頑張って高齢者さんのケアをしているわけです。
そんな中でモチベーションを維持することが大切なことですよね!
今の大きな問題である新型コロナウイルス感染による介護保施設や介護事業所、介護保険施設外の高齢者施設での苦境が、やっとマスコミで取り上げられることが増えてきました。
医療職は早々にクローズアップされてきましたが、介護職員はそこまでマスコミも焦点を当てませんでした。
「悲しい、悲しすぎますよね」
介護職員は看護師や医師と違い近距離で介護支援をしなければいけません。
利用者さんや入所者さんへ密に関わる仕事内容だからです。
なので、ソーシャルディスタンスなんて100%無理な世界なんです。
それが、認知症の方になればなるほど密接な介護が必要不可欠になりますよね。
しかも世界基準で観ると、新型コロナウィルスで亡くなる方の殆どが「介護施設関係」なんです。
介護職員は自分が新型コロナウィルスへ感染する大きなリスクを抱えながら、風評被害も気にしながら「介護」を日々頑張っているわけですね。
今回は、介護職員のモチベーションの維持・向上を維持することについて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護職員はコロナ禍でも今まで通りの介護支援をしている
介護職員はただでさえ大変な職業です。
仕事内容と給与を天秤にかけると思いっきり対価に合わない仕事環境です。
しかし、そんな介護職員は給与以上にも「やりがい」を大きく考えて思考変換しながら介護という仕事を全うしています。
私自身も、介護職員からケアマネ、介護施設長と様々な形で介護へ携わっていますが今回のコロナ禍は相当な大ダメージを食らっています。
介護施設長だからといって、介護職員へ「頑張れ!」と毎日言っている訳ではありません。
恐らく、このコロナ禍でも殆どの介護職員は今まで通りの介護支援をしていると思います。
それだけ、介護職員はプロフェッショナルな職種だと言う事です。
介護現場は、介護役職者が安全対策を打ち出そうとも、それが完全に出来ないのは周知の通りで今まで通りの介護支援をして頑張っているんです。
これは、世間の皆様にも是非解って頂けると嬉しいです。
介護職員はただでさえ人材不足の状況
介護現場は、何年も前から人材不足が超がつく程足りていません。
そんな現状もあるので、コロナ禍であろうとも介護職員は毎日ドタバタな訳です。
せめて、もっと介護職員の給与が上がる事がモチベーションのアップにも繋がるんですけどね。
しかし、介護報酬は医療報酬と比べても安すぎます。
年々、高齢者さんが要介護状態になっている世の中です。
その中で、介護人材不足が年々増加傾向な状況なので、ただでさえ介護現場は大変な状況なんです。
もっと、介護職員の人材が増えると良いんですが、そうもいかない事態です。
そして介護職員は勿論、ケアマネも足りていないんですから。
この状況を国は何とか打破して欲しいですよね。
介護職員は勿論、介護福祉士・ケアマネも専門性の高い仕事をしているんですから。
そして、介護職員を単なる家政婦みたいに観てもらっては困ります。
相当な専門性を持って仕事をしているんですから。
特に、認知症介護においては超が何個も付く位のプロフェッショナルなんです。
介護職員のモチベーションアップは介護へのプロ意識
介護職員は、未だに偏見があって「介護なんて家族がしたら良い」「介護職員は低賃金だからしないが良い」
と言う様な考え方をされる事があります。
今の超高齢化社会の時代に未だにそんなレベルの考えを巷では言われている事に、私は苛立ちを抑えきれません。
介護職員がこれからも減少していくと、どうなるでしょうか?
コロナ禍すらも関係なく、家族の誰かが24時間365日休みも無く介護をしなくてはいけない事態が増えてきます。
介護職員は、いくら仕事と言えど相当な介護技術や介護支援のプロフェッショナルが介護支援をしている訳です。
新人介護職員も直ぐに即戦力になれる様に、先輩介護福祉士やケアマネジャーが育てていきながらプロ意識を根付かせています。
「介護ってプロ意識が高い集団の集まり」だと考えます。
このブログを読んでいる介護・福祉関係者の「貴方」は最高のプロフェッショナルなんですよ!
介護職であれば、モチベーションを維持することが難しいこともありますがそこを大切にチーム全員で情報共有することほど重要なことはありません。
しかも社会福祉に相当貢献している仕事なんですよ。
こんな、やりがいのある仕事ってなかなか無いと思います。
そんな介護職員はモチベーションアップは必須であり、維持することが大切です。
しかし何せ給与が低い職業が介護職ですから無理をしすぎなモチベーション維持は大切ですが、他の介護職員と助け合いながら仕事をしましょう。
そういう中で頑張っている介護職員のプロ根性は凄いを通り越していますよね!
良い意味でです。
モチベーションを介護のプロとして感じながら、コロナ禍を生き抜く手段を毎日考えて今まで通りの介護が出来ないかを考えているんですね。
そんな介護職員の皆さんを、私は素晴らしいとしか言いようがありません。
もしも、そんな介護概念をフルに生かすならば、もっと良い福祉の職場もあるかも知れません。
介護職員として上にいきたい。
そんな方は、もっと良い職場が見つかるかもしれませんね。
自分の介護概念を軸として、今後も福祉の精神で安い給与で無い、「良い介護現場への転職」も視野に入れても良いかもしれません。
介護業界をもっと明るい未来に出来たらなと私は考えます。
介護職員としてモチベーションを維持することが大切ながらも、更に上げながら今のコロナ禍を何とか生き抜いて笑顔が溢れる介護現場が増える事を祈りながら今回の記事を書かせてもらいました。
以下の記事も合わせてご参照頂けると嬉しいです。
以下にも、様々な記事を書いていますので是非読んで頂けると嬉しいです!
ここまで読んで頂きありがとう御座いました。