こんにちは!前田裕です。
今回は、セクハラ被害が絶えない看護・介護業界について考えていきたいと思います!
看護師・介護士の介助の際に「セクハラ問題」が起きていることを知っていますか?
今回は、実際のセクハラ被害の報告を伝えた上で、その対処法を紹介していければと思います。
認知症だからと言って、ほっとく訳にもいきませんからね!
介護業界や看護業界は、ほぼ女性が従事していますよね。
病院や介護事業所には少なからず、セクハラをする方も居るんですよね。
困ったものですね。
そこで、何とか対処していく方法や事例をご紹介していきたいと思います!
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
医療現場のセクハラ被害
医療現場・介護現場では一時期、患者さんへの暴力が問題になっていましたが、今では患者さんからのセクハラ問題の方が重要な問題になっています。
介助の最中に胸を触るといったようなセクハラも多いため、患者さんの目の前である手前、強く拒めなかったりもします。
また、常習化しすぎていて、1回言ったからといって解決しないというもの問題です。認知症などで、言っても覚えていない例もあります。
医療現場・介護現場では、このようなセクハラが存在しているのが実状です。
それを、上司が見て見ぬ振りをする場合もあるので、そんな時ははっきりと伝えましょう!
女性にとってそんな職場では働きたく無いはずですから。
体を触られるセクハラ
セクハラのタイプの中でも厄介なのが「体を実際に触ってくる」タイプです。
腕や太ももなどはもはや普通で、胸やお尻、陰部にまで手を振れてくる患者さんもいます。
今回は実際にあった例を紹介します。
手のひらをなめられる
手のひらをなめたり、手のひらにキスをしたりするような患者さんもいます。
介助の中には血圧検査などで患者さんの手に触れる機会が多いのですが、その時に患者さんが強く手を握ってきてそのまま口元にもって舐めてきます。
実際に被害を受けた看護師さんは、処置が終わった後すぐに先輩に相談したのですが、「そういうこともある」で流されてしまったとのことです。
何と悲しい。
このご時世、セクハラは許されません。
お風呂に誘われる
妊娠8ヶ月で働いている看護師に向けて、『俺、妊婦って好きなんだよね〜。一緒にお風呂入らない?』と言ってきた患者さんもいるようです。
これが、40代くらいの男性患者に言われたというのが驚きです。
セクハラ問題を「高齢者がやる可愛らしいいたずら」みたいに捉えている方は認識を改めるべきだと思います。
実際に行動に起こせるくらい力があったり、若い方が平気でこのような発言をしたりもするのです。
ベッドに誘われる
他にも夜勤などで周っていると、患者さんから急に腕を掴まれて「布団の中に入っておいで」と声を掛けられたりもします。
夜ということもあって、他の患者さんも寝ているので、大きな声も出しにくいので非常に怖いです。
陰部に触れることを強制された
入浴介助のときや、体を拭いてあげる際に、「下(陰部)もしっかり洗ってくれ」のように陰部を触れるように言ってくる患者さんもいます。
自分で洗うことができるのに、介助の方に洗ってもらおうと何度も何度も言ってきます。自分の手は動かせるのに、です。
入浴介助の時は、介助の方も服装を変えて行うため、普段よりも露出が激しい服になってしまったりもします。そんな時に興奮して触られると、こっち側もたまったもんではありません。
対処法
看護・介護のセクハラ問題はまず、一般の方に現状を理解してもらう所から始まると思っています。
先輩に言っても「そういうこともあるよね。」「あの○○さん、そういうところあるから。」みたいに流されてしまうのも、今までどれだけ人に相談しても変わらなかった(むしろ、悪化した)ことの方が多いからです。
医療現場や介護現場のスタッフだけでどうにかしようとせず、こういった問題がより周知されると良いなと思っています。
これから、若い世代が看護・介護の世界に多く参入して欲しいので、セクハラは撲滅しましょう!