こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護職は人との関わりが仕事の大半を占めるので、コミュニケーションがとても大切です。
そのコミュニケーションの中でも今回は利用者様のご家族の方とのコミュニケーションについて紹介していきます。
特に在宅介護で、家族の方が介護鬱になってしまうケースも実際に見てきました。
そんな家族への支援もとても大切ですね。
そんな家族介護について深く考えていきたいと思います。
それでは今回もよろしくお願いします!
利用者のご家族にかかる負担
まず、介護する時にご家族にかかる負担は非常に大きいです。
ずっと家で面倒を見ていないといけないので、家でも休む時間がないですし、仕事が終わってからの介護は肉体的な負担も大きいです。
また介護利用者の方は家族には当たりが強いことが多く、介護して助けてるにも関わらず文句などを言われて精神的にまいってしまうことがほとんどだと思います。
しかし、ご家族の方はできるだけ自宅で介護したいと考えていて、介護サービスを利用することに抵抗を感じることがあるそうです。
(特に女性の方に多いです)
ご家族への介護士としての優しい声かけ
上記に記したように、ご家族の方は精神的にも肉体的にも疲れている状況で、介護サービスを利用して介護を人任せにすることに罪悪感を感じています。
なので、まずはその罪悪感をなくしてもらうために、介護サービスの利用が決まった時は「今までよく頑張りましたね。」「お仕事との両立大変でしたよね。お疲れ様です。」などと優しくねぎらいの言葉をかけましょう。
家族が精神的に潰れてしまうと、スムーズな連携が取れなくなります。
初めてご家族の方と挨拶するときのマナー
ご家族の方にこの人になら介護をお願いしたいと思ってもらうために、きちんと挨拶をして信頼関係を築きましょう。
身だしなみも清潔感のある服装を心がけましょう。
挨拶もご家族の方の目を見て笑顔でしましょう。
きっちりしなくても笑顔で「こんにちは」でも構わないと思います。
言葉遣いも、社会人として普通に正しい敬語を使うためにきちんと勉強してから挨拶に行きましょう。
そして常にねぎらう気持ちを忘れずに接してください。
そして最後に・・・
介護職をしていく上でコミュニケーションは本当に大切です。
そして、そのコミュニケーションは相手の気持ちを考えることから始まります。
利用者様のご家族の方の気持ちを常に考えて、思いやりのあるコミュニケーションを心がけましょう。
家族様とのコミュニケーションが上手く出来ていれば、トラブル回避にも繋がります。
利用者さんや入所者さんはもちろん大切です。
しかし、裏では家族が介護疲れで精神的に悩んでいる方も多いのも事実なんです!
実は介護負担が大きいのが家族であることが多いのです。
そこを家族と話すことで、しっかりとフォローできることも介護士やケアマネジャーにとって大切な役割の1つなんですね!
そんな、高齢者さんの周りで頑張っている方々を守ることも大切と言うことなんです。
それでは最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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