こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
昨今の介護士の転職状況として今までは敬遠されがちだった精神科病院へ転職することが増えてきています。
大きな原因としては、少子高齢化が原因で高齢者が精神科病院へ入院していることが多くなってきたんですよね!
これも歴史の流れとでもいいましょうか。
高齢化社会の波が介護施設から精神科病院も大きなニーズが増えているのは間違いありません。
今回はそんな精神科病院で働くという介護士が増加している現状やメリットについて考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
精神科病院での介護士の待遇についての現実
精神科病院へ入院する高齢者は右肩上がりな状況です。
そこで、介護のプロである介護士の出番が増えてきたという大きなニーズがある転職市場です。
そして何より、給与も変化してきているんですよね!
何が変化してきたかの現状・現実をお伝えしたいと思います。
精神科病院での介護士の給与事情
介護事業者より明らかに資金面も豊富ですよね!
なので精神科病院という大きな母体なので特に賞与が大きいというのがメリットなんですよね。
基本給も介護事業所と変わりなく上昇しています。
昔は精神科病院に限らず病院系の介護士の基本給は相当低かったんですよね。
それが、今や昔と比べても2〜3万円は上がっているんですよね!
そして夜勤手当もデカイんですよ。
普通に最低でも夜勤1回につき1万円以上が当たり前になっています。
そういうことも考えると精神科病院で介護士として転職が増えているというのも頷けますね。
これが今の精神科病院での介護士給与事情です。
精神科病院での介護士業務は介護施設よりも負担が少ない
精神科病院での介護支援は介護保険施設と比べると明らかに負担が少ないです。
いくら高齢者が増えてきていても、何より看護師の方が人員として多いので一緒に入浴介助も手伝ってくれますし急変があっても看護師や医師が直ぐに対応してくれます。
なので主な介護支援といえば傾聴がメインだと考えて下さい。
しかしこの傾聴こそが介護士として1番やりがいを感じる瞬間でもあります。
介護保険施設ではドタバタで傾聴する時間も相当限られますからね!
介護業務でいえばリネン交換や様々な準備関係や後片付けみたいな感じです。
ただし、楽に聞こえるかもしれませんが他にも高齢者ではない精神疾患に罹患した患者さんも入院してるので、ある程度の精神力は必要だとは思いますよ!
いきなり暴れる患者さんがいるのは当たり前だと考えて下さい。
そんな時は看護師さんに助言をもらいながら精神科医療について学ぶ学ぶいい機会だと考えましょう!
福祉や医療も進化しているということです。
介護士から看護師への道のりも可能!
精神科病院で介護士として働いている方に多いのですが、働きながら看護師を目指すという道のりも可能なんですよね!
精神科病院も介護士として働きながら看護学校へ行くことを大きく推奨しています。
何故ならば、看護師の人材不足も懸念されているからですね!
介護士として今看護師へ方向転換を考えている方には病院への転職をおすすめします。
どうしても介護事業者で働いていると夜勤や不規則な勤務形態がネックになり早い段階でそれなりの給与を得ながら看護師への道のりが遠くなるからです。
その辺りは財力もある精神科病院への介護士としての転職は有りだと感じますね!
それだけ融通がききますから。
今の精神科病院への転職は現状メリットはかなりあるかと思います。
以下の記事も合わせてご参照ください。
精神科での介護福祉士のニーズに焦点を当ててみました!
それではここまで読んで頂きありがとう御座いました!
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