今日も福祉・医療分野でお仕事されている皆さま「お疲れ様です!」
今回は、有料老人ホーム選びはケアマネと考えるについて考えていきたいと思います!
高齢者さんが、在宅生活が難しくなってくる事ってよく目にする場面があると思います。
特に居宅ケアマネをしていると、色んなケースで有料老人ホームを検討される方への相談を受けると思います。
しかし、有料老人ホームも様々ですよね。
料金が高すぎたり、介護支援サービスが納得出来なかったり、なかなか馴染めそうな雰囲気な空間ではなかったりと言えばキリがありません。
ケアマネも簡単に提案して、後から利用者さんから苦情が出ても困りますからね・・・
しかし、ケアマネも考え方1つで利用者さんへ様々な有料老人ホームを紹介できます!
負けないで!ケアマネさん!
そうも言いたいですが、色々と地域資源の事をよく知る事はケアマネには必須であり、当たり前の業務内容です。
大変な知識と経験がものを言うケアマネですが、それが利用者さんへ良い結果を産むことへ繋がります!
有料老人ホーム選びに困っている利用者さんが相談してくる前に、ケアマネとして在宅生活の介護支援が出来るのかを考える事がとても重要になってくると思います。
そこで、今回は有料老人ホーム選びはケアマネが道しるべを作る事について考えていきたいと思います!
それでは、今回もよろしくお願い致します!
ケアマネは地域資源・利用者さんをよく知っておく事が重要
ケアマネの実務研修や更新研修でも、地域資源についてよく知っておく事が重要だと学んできているはずです。
何となく知っている位では、利用者さんとの関係性にまでヒビが入る事もあります。
例えば、利用者さんがケアマネに「この辺で薄味のお弁当屋さんは知らない?」等です。
その時にケアマネが「えー、そうですねー、ヘルパーさんに薄味で食事を作ってもらいますか?」
と、もし提案したなら?これは正解だと思いますか?
・・・
この例では正解・不正解どちらにも当てはまります。
正解の場合は、提案したペルパー支援をケアプランへ入れて食事の生活援助を提案する事で満足してくれた場合です。
しかし、不正解の場合は大きく違います。
以下に不正解だった場合の意味をお伝えしますね!
利用者さんは、外へ出て自分の好みのお弁当を買いたかった
答えは、タイトル通りになりますが、今回の場合「この利用者さんの意向(ニーズ)にもなる意味合いが込められているんですね」
もしも、この利用者さんが足腰が不自由になりつつあり地域との繋がりが減っていたとしたらケアマネとしてどう言う介護支援を考えますか?
もともと住んでいる地域なのに、「この辺で、薄味のお弁当屋さん」の情報を知りたいわけです。
(ここ、重要ポイントですね)
なので、ケアマネが地域資源を知っていれば何かしら提案出来る訳です。
そして、利用者さん一人ではそのお弁当やさんへ行く事が難しいのであれば、そこを介護保険制度を利用したり家族へ相談したりと言う介護支援方法に様変わりするんですね!
こんなにも正解・不正解の場合の介護支援は変わる訳ですよ!
ケアプランへもう一つニーズが落とし込まれると言う事にもなり得ますね。
つまり利用者さんをよく知る事と、アセスメント、モニタリングがとても重要と言う事が重要と言うですね。
この延長線上に、難しいですが有料老人ホームの紹介も地域資源は基本として知っておき、何より利用者さんの生活歴をよく知った上で様々な提案や助言が出来るんですね!
それでは、本題のケアマネがどう有料老人ホームを選ぶか?について考えていきたいと思います!
利用者さんのマンパワーを維持出来る有料老人ホームを!
これは、ケアマネとして当たり前だと皆さん感じていると思います。
しかし、有料老人ホームを紹介するにも、どんな雰囲気やサービスがあるのかを日頃から情報収集しておくことがとても大切です!
最近では、有料老人ホームも至る所に乱立しています。
新しく出来た有料老人ホームへは見学に行くのも良いです。
私はそうしていました。
そしてメリット・デメリットを知る事には徹底していました。
昔からある有料老人ホームも、介護士の出入りが多いので昔のままの良さを維持できているかは見学に行かなければ解りません。
(ここは、重要ポイントですね!)
又は、地域との交流を積極的にしているか?や夜間帯の人員配置とかですかね。
中には、有料老人ホームへ併設しているデイサービスを必ず利用して下さいと言う意味不明な有料老人ホームも観た事があります。
所謂、囲い込みばかりを重要視している有料老人ホームで良い所は、私の経験ですが良い所を観た事はありません。
逆に、利用者さんのマンパワーが落ちていき、廃用症候群になり認知症も進行してしまうと言う事さえありました。
その時の私は、ケアマネとして失格だなと痛感しましたよ。
マンパワーの持続が本当に有料老人ホームで出来るのか?については、利用者さんの環境の変化も影響してくるので、今のまま自宅での生活で何とかマンパワーを維持しながらも点数がオーバーしまくらない良い介護支援が出来るのであれば、ちょっと考える余地がある事を、ケアマネとしてお伝えする事も重要です。
勿論、家族の意見もよく聞く事です。
中には、もう自宅にはいてほしくないからと言う理由で、有料老人ホームへ入居させてしまうケアマネや家族もいますが、最後まで踏ん張って担当ケアマネとして、改めてアセスメント・ケアプランの再構築をしてフォーマル・インフォーマルサービスを取り入れる事が、現代では求められるケアマネジメントの真骨頂だとも言えます。
これを困難事例と決めつけて諦めてしまってはいけませんよ!
自分がケアマネとして、結果オーライで利用者さんが良い有料老人ホームへ入居出来たのであれば、貴方は頑張った良いケアマネだと私は考えます!
ケアマネはそれだけ大変な職務ですが、利用者さんの為に必死に頑張って介護支援出来たのであれば、良いと考えましょう!
あの時こうすれば、と言う事はケアマネには誰しもが味わうものです。
それだけの経験値が上がったとポジティブに考えましょう!
他の利用者さんへ、その教訓を実践すれば良い訳ですからね。
失敗しない為のケアマネの連携についても同時に考える必要があります。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
以下にも様々な記事を掲載しておりますので、読んでいただけると嬉しいです!
それではここまで読んで頂きありがとう御座いました。