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ヘルパーの仕事をしたい人が足りない深刻な事情

こんにちは!前田裕です。

今回は、ヘルパーの仕事をしたい人が足りない深刻な事情について考えていきたいと思います!

現状、国は在宅介護支援を推進しています。

特養へ入所するにも、要介護度が3以上が最低条件です。

例外も有りますが。

*認知症状が重度で有り、在宅生活が相当困難な場合に限られます。

そして、介護施設入所と在宅介護支援とでは、支払う金額も段違いです。

特養へ入所して、月に支払う金額は介護保険制度を利用出来ても、他に雑費等の金額が上乗せされます。

なので、大体平均して10万円〜13万円位では無いでしょうか?

そんな年金有りますかと言う話になってくる訳です。

年金って2月に1度偶数付きに入金されますが、1度に30万円とか年金が入る高齢者ってそんなに居ますか?

私が知る以上、あまり居ないか子供世代が幾らか立て替えています。

それが、現状なんです!

そこで、最近では人生の最期を在宅で迎えたいと言う高齢者が増えてきています。

これは、自然な事ですよね!

病院で亡くなる高齢者は日本が世界一なんです。

これはおかしな数値だと思います。

誰もが、住み慣れた自宅で最期を迎えたいと言う考え方が普通です。

そこで、在宅介護がクローズアップされている訳ですね!

まー、国に介護保険報酬をたんまりと支払う余地が無いのは裏事情ですけれども。

しかし、ポジティブに考えていきましょう!

在宅介護支援を盛り上げていきましょう!

それにはヘルパーさんの力が絶対に必要なのです。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

ヘルパーさん自体が高齢化している

現代社会で、訪問介護事業所で勤めているヘルパーさんの平均年齢は50歳以上とも言われています。

現実、私が知りうる訪問介護事業所で働くヘルパーさんは40歳台〜80歳台だと言うのです。

これには、結構びっくりしました。

このまま、年月が過ぎていくとこれからのヘルパーさんはどうなるんだと。

ましてや80歳のヘルパーさんがいる事に驚愕しました。

こんなにも、若い世代の介護士や介護福祉士がヘルパーさんとして介護ををしていないのかと。

私がケアマネ時代に1番頼りにしていた在宅介護支援サービスはヘルパーさんやデイ・通所リハビリでした。

居宅ケアマネが気付かない利用者さんの1面を沢山知っているからです。

なので、サービス担当者会議においても相当お世話になったのを覚えています。

こんなにもヘルパーさんが高齢化しているとは思ってもいなかったのが本音です。

高齢者のヘルパーさんが高齢者を在宅介護をしている自体に危機感さえ覚えました。

高齢者ヘルパーさんにしか出来ない事が多い

在宅介護支援サービスにおいて、ヘルパーさんが介入する際の多くが生活援助ですね。

その中で、調理がメインになってくるかと思います。

勿論、掃除も有りますね。

しかし、その調理の部分が若い世代での在宅支援が難しいのです。

何故ならば、高齢者は多くの方が基礎疾患を持っています。

例えば、糖尿病や高血圧が正にそれです。

そうなってくると、訪問介護事業所へ「塩分調整食・糖尿病食をお願いしたい」と言っても現状無理と言われる事例が多発しています。

そこで、高齢化した世代のヘルパーさんにしかそう言う特別食を作れる方が居ないと言う事案です。

これは、困ったものです。

この様な、特別食を作る事が出来ない事が多いと言うこと事態に、訪問介護事業所も頭を抱えているのです。

若い世代でのヘルパーさんで特別食を作れる方は相当少ないです。

私もケアマネ時代にそんな事も有り、高齢者向けの配食事業者へ依頼する事が増えてきました。

そんなこんなで、昨今のヘルパーさんの人事不足も問題ですが特別食を作れないヘルパーさんが少なくなっている事に危機感を覚えました。

訪問介護への介護士参入を早急にするしかない

訪問介護事業所は、介護事業では1番倒産件数が多い事業所です。

ケアマネから依頼は来ても、ヘルパーさんが居ないから収益に繋がらないんです。

なので、在宅支援の要とも言えるヘルパーさんが減ると言う事は切実な問題なのです。

これは、国も早急に訪問介護事業所への支援策を早く講じなければ、不味い事になるでしょうね。

若い世代の介護士や介護福祉士は介護保険施設やサービス付き高齢者専用住宅・有料老人ホームへ流れています。

介護施設で介護のイロハを学ぶのも良いとは思いますが、在宅介護支援サービスを極める若い介護従事者が今後増えなければ、訪問介護は今後体力が持ちません。

ヘルパーさんとして、訪問介護を学び介護福祉士としてサービス提供責任者へなる事も介護士として大きな財産ではないでしょうか?

国も在宅介護支援サービスに重きを置いている訳ですから。

今後の転職の際にも在宅介護のスペシャリストとして活躍できる事は間違い有りません。

そこで、私が考えるに早急に介護士さんが訪問介護への参入を早急に行うべきだと思う事です。

この問題は、結構なスピードを持って訪問介護事業所を底上げしなければ在宅介護支援なんて出来ませんよ。

ヘルパーさんは在宅介護の要

ここまで述べた通り、ヘルパーさんは在宅介護はこのまま衰えてはいけない介護の担い手です。

何故、ヘルパーさんが在宅介護の要なのか?

それは、利用者さんの自宅へ訪問し介護支援を行うからです。

これは、介護施設とは大きな違いです。

相手の城で、介護支援をする訳ですから。

それだけ、ヘルパーさんは利用者さんへ気を相当使いながら介護支援を行っている訳ですね。

しかも、時間制限がある中でです。

そこで、利用者さんの生活情報等の情報はケアマネが考える以上のものをヘルパーさんは知っています。

「そんな事はない!」

と考えた居宅ケアマネさん、もっと視野を広げましょう。

ヘルパーさんは在宅介護の要です。

そこで、訪問介護で働くヘルパーさんの仕事をしたい人が足りないと言う事情は無視出来ません。

若い世代がヘルパーと言う仕事をこれから多く、参入してくれると幸いです。

施設介護も介護士が足りていないとは思いますが、訪問介護はもっと介護人材が足りていません。

何とか、在宅介護支援サービスの充実を願いたいと重々感じます。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座います!

以下にも様々な記事をご紹介しておりますので是非ご参照頂けると嬉しいです!

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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