こんにちは!
前田裕です。
今回は、現代介護の在り方として介護士が長年同じ介護職場へ居る事は今後勿体無いなと感じたので、ご紹介していきたいと思います!
そもそも、昔は1つの介護事業所や介護保険施設で10年以上在籍していれば、昇給も有るし退職金も上がるし、1つの介護事業者で働く事が「最強のステータス」だったんですね!
しかし、その考え方は既に遅しです。
例えば、昇給なんて1年にどれ位上がっていますか?
それを10年居たとして、満足できますか?
私の知り合いに、今でも同じ介護保険施設で18年働いている介護福祉士が居ますが、「なんと昇給は今までに2万円しか上がっていない」と言う事でした。
その知り合いは、介護主任と言う役職で上司からも好かれているのにですよ!
そこで、18年も頑張って働いていたら何かしら手当が特別だったりして、「相当な給与を頂いているんだろうなぁと」思っていたらです!
何と、手取りが夜勤手当1回8,000円を月に4回しても、約20万円でした。
そして、サービス残業は月に50時間は有るそうです。
後、30時間していたら過労死ラインなんですよ!
因みに、その知り合いが務める介護保険施設のケアマネジャーは転職してきて2年目で「手取りが22万円」だそうです。
正直、その知り合いには、それだけの介護スキルと経験が有るのならば「もっと良い給与とやりがいが目指せるよと」助言しましたよ!
今では珍しい、1つの介護職場に18年も居る根性だけは素晴らしいと思いましたけどね。
現代介護の在り方としては、有る程度スキルを得たり資格を取得したら「転職」と言う事を繰り返すのが当たり前。
になっているんですね!
介護の業界は、スキルや資格が給与に大きく反映します。
後は、「ホワイトハットな待遇の介護事業所」ですね!
そう言う感じで良い転職を繰り返していく事が、実は「介護の世界での勝ち組」になれる法則です。
実体験を踏まえながら、お伝えしていきますね!
それでは、介護の世界で転職を繰り返すのは当たり前な事情をお伝えしていきたいと思います!
今回もよろしくお願い致します!
同じ介護事業所で何年も働いていたら成長出来ない!
私が介護従事者として、1番長く勤めている期間は「介護施設長である今の5年程です」
これでも、「よく長く在籍しているなぁ」と自分でも考える事はありますよ!
介護の仕事は、相当なプロフェッショナルな内容の業務が山ほどあります。
そこで、「自分の成長が出来ないと感じたら」というかもっと成長したい!と感じて転職を繰り返してきた結果に行き着くんですよ。
なので、同じ介護事業所で何年も働こうとは1ミリも思いませんでした!
但しです!
ただただ介護士として転職を繰り返すだけでは意味が無いので、「目標」や「経験値」を追求した転職が正解という訳です。
私自身、今の介護施設長と言う立場に至ったのは、そもそも介護という仕事を始めた時の目標がきっかけでした。
その目標が「介護施設長に俺はなってやる!」
(ワンピースのルフィみたいなノリでも良いんです!目標が大切!)
ただただ漠然とした大きな目標過ぎたなと、今思えば恥ずかしいエピソードですね(笑)
しかし、その為には「様々な介護現場を経験して、資格も取らねばいかん!」
と悟った訳ですね!
同じ職場で何年も働いていても、成長には程遠いと言う事です。
では、何故そんな漠然とした目標までに何とかたどり着いたのかを以下にご紹介しますね!
様々な介護の業種を知る事は財産であり良い転職に繋がる
様々な介護の業種で働いていると、何となく知っていた知識以上に「百聞は一見に如かず」という感じで様々な経験と財産を得る事が出来ます!
これは、介護福祉士国家試験や介護支援専門員試験にも大きな影響を及ぼします!
私は、介護施設長になるまでに経験してきた介護業種を以下にまとめました。
・介護老人保健施設
・単独型ショートステイ(介護福祉士)
・小規模多機能型居宅介護支援事業所(介護福祉士兼ケアマネジャー)
・グループホーム(介護福祉士兼ケアマネジャー)
・ユニット型特養(ケアマネジャー)
・居宅介護支援事業所(管理者兼ケアマネジャー)
これらの介護事業者へ転職してきて、今の介護施設長となれたのです。
初めて介護士になった21歳の頃から、様々な事を学ばせて頂きました!
そして、ここで重要な事が「最低でも1年は転職した職場へ在籍しましょう」
という事です。
たかが3ヶ月位の経験では、余りスキルアップにはなりませんからね!
この様に、様々な転職を繰り返す事で得るものが有ります。
上記に挙げた介護職場での資格や修了した研修を以下にまとめました。
・介護福祉士(経験と学力試験でものを言いました)
・介護支援専門員(経験とやる気・勉強スタイルで1発合格)
・認知症介護実践者研修(転職先から受講する様に言われました)
・計画作成担当者研修(転職先から受講する様に言われました)
・認知症介護管理者研修(転職先から受講する様に言われました、というか言いました)
・重度訪問介護研修(介護福祉士で出来る医療を学ぶ為に言われました、というか言いました)
介護士として、ケアマネジャーとしてもこれだけ転職を繰り返す事で「自分の財産となったのです」
もちろん、転職した全ての介護事業者へは迷惑は掛けない形で全力で業務をしましたよ!
なので、全て「円満退職」です。
この様な形で、今在籍する介護事業者へ迷惑を掛けずに様々な介護の業種を知る事で自分にとって「大きな財産」となる訳ですね!
こういう過程で、良い転職が出来て「良い待遇」への介護事業者へ辿り着ける訳です。
勿論、転職エージェントを活用の元です。
ここまでのまとめ・・
ここまで介護士として転職を繰り返す事の正しさが解ったと思います!
今の時代、いきなり「退職金を減らす」「昇給額の見直し」「賞与は今年から減る」
といった事が、ちらほら耳にします。
これは、介護業界だけの話ではないんですね!
他の業種は、もっと悲惨な事になっています。
いくら公務員と言えども、退職金3,000万円は当たり前という時代も終わっています。
そこで、介護士としてもスキルアップの為に良い転職を繰り返す事は必然的になっています!
これは、特に「正社員でなくとも良い」
と言う事も同時に言えます。
何故ならば、非正規社員や契約社員・パートの介護士が増えているのが理解出来ると思います!
自分が好きな時間に、それなりの高い時給で雇ってくれる時代へと変化しているからですね。
介護士にも様々な「仕事スタイル」が構築されていると言う事です。
介護士やケアマネジャーは、転職を繰り返すのは当たり前な時代に突入しましたし「良い転職が出来る」と言う事が大切な部分ですね!
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。