こんにちは!
今回は、ケアマネジャーの方々の永遠のテーマかもしれません。
ケアマネジャーとして納得のいくケアプランついて考えていきたいと思います!
利用者・入所者さんのケアマネジメントがしっかり出来るケアマネジャー、納得のいくケアプランを作成したいですよね!
これは、新人・ベテランケアマネ共に同じ悩みがあります。
しかし、利用者・入所者さんのアセスメントがきっちり出来ていないと無理である事は、言うまでもありません。
勿論、ベテランケアマネジャーの方が効率よく出来るかもしれません。
しかし、そうとも言い切れない事も事実あります。
何故ならば、ケアマネジャー試験に合格した方々は、実務研修で利用者・入所者目線でのケアプラン作成の純粋な実務を長期間教え込まれるからです。
それでは、今回もよろしくお願いします!
ケアプランはこれからの設計図
居宅・施設共にケアマネジャーとして、ケアプランを作成する事は、「利用者・入所者のこれからの人生設計図であると言う事です。」
どの様な生活を送りたいか?どんな生き方をして生きたいか?
いくら、余命が短い高齢者の方も歳を関係なく、人間としての「これからの生き方」をもちろん考えます。
認知症が重度化していようが、その方のQOL・ADLをケアマネジャーとして納得のいくケアプランを作成しなければいけません。
ケアマネジャーのありがちなケアプランとは
ケアマネジャーはとても多忙ですよね。
「時間がない、介護保険サービス事業者を選んでから作成する、とりあえずモニタリングで継続する曖昧なケアプランで良いだろう」
こんな理由で、ケアプラン作成を曖昧なケアプランにしてしまうケアマネジャーの方もいます。
所謂、金太郎飴ケアプランです。
金太郎飴は棒状で、切っても切っても同じ金太郎の絵面が出てきますよね。
結局、ケアプランの達成すべき目標が一生達成出来ないと言う意味です。
例で言うと、「健康的な生活を送りたい」
こんな目標が、金太郎飴ケアプランです。
この目標であれば、虫歯1本でもあってはいけないと言う意味合いになります。
しかも、高齢者の方のみならず全人類の願いですよね。
因みに、私が観たケアプランでビックリしたのが、「死にたく無い」でした。
言うと、大まかに目標を作成してはいけないと言う事実です。
納得のいくケアプランとは何か
それでは、どんなケアプランが正解なのか?
実際のところ私が、考えるには「正解のケアプラン」は存在しないと思います。
何故ならば、ケアプラン自体に正解も不正解も無いと言う事です。
冒頭でも説明した通り、「利用者・入所者の方が納得出来るケアプランの作成が出来るかです。」
ただ、ケアマネジャーも時間は相当限られますよね。
そこで、一番ケアプラン作成において最低でも掴んでおきたい事を下記に簡単に挙げますね!
- 新規であれば、生まれてどんな人生と生き方をしてきたかをよく鑑みる。
- 趣味・仕事経歴・近所との関係性を鑑みる。
- 何故、介護保険利用者になったのかを考える。
- 好き嫌い・得意不得意・特に生きがいを感じるルーティーンを知る。
4つ程挙げますが、今回は新規利用者・入所者の方の特にQOLに着目しました。
長年生きてきた高齢者の方は、どんなに幸せに生きてきたり、逆に相当辛い人生を生きてきた方でも「自分なりの生きがい」が必ずあると言う」事です。
人間は、どんなにお金があろうが無かろうが、幸せの基準は人それぞれと言う事です。
上記の4つの項目を新規の方だけでなく、改めて生活歴を知る事で大きくケアプランが変わる事は大いにあると言う事実です。
そして最後に
今回は、ケアマネジャーとして納得のいくケアプランついて考えていきました。
ベテランのケアマネジャーさんには、「そんな事知ってますから」と散々言われるかも知れませんが、私も何年もケアマネジャーとして働いてきた者です。
介護保険を知りすぎて、最初のケアマネジャーとして初めて初日の事を思いかえして観て下さい。
私もある程度知識と経験で、ケアマネとして若干天狗になっていたかもなぁと思う時期がありました。
しかし、納得のいくケアプラン=介護保険サービスに合わせたケアプランを作成していませんか?
ある程度、そうせざるを得ない事は私も理解出来ます。
少しずつでも、納得のいくケアプランが作成出来たら、きっとやりがいを感じると思います!
それでは、ここまで読んで下さりありがとう御座いました!