こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
介護現場におけるリーダーはとても重要な役割を持っています。
一緒に働く介護士や他職種との連携も大切です。
今回はリーダーや研修内容、そして会議内容、さらには辞めたくなる時のことなどもすべてお伝えします。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護リーダーの大切な役割
介護のチームリーダーは基本的に介護福祉士が担うことが多いですよね。
なぜならば、
つまり役割は実際に手を動かして介護を行い、さらにチームを引っ張り、介護現場をマネジメントしていくことです。
高度な技術と知識を持って、認知症の利用者様などに対して的確に対応し、利用者様の心身の状態を把握する観察力、そして臨機応変に対応する判断力が必要です。
スキルアップとチームマネジメント
自分だけが介護スキルを持っても、周りのスタッフのスキルがなければ利用者様に快適な生活を送ってもらえることはありません。
そのため、自分の持っているスキル、技術を職員に指導し伝達して、職場全体のサービス向上に努める必要があります。
そのときも個別の職員の能力を見極めて、足りない部分を重点的に指導するなどの判断力が必要です。
(これが実は一番大変だと思います)
またチームマネジメントも重要な役割です。
介護の現場は助け合いが必要です。
チーム内での相互援助、利用者様に関する情報収集や情報共有、介護計画に合っているサービスを提供できているかなどをマネジメントしてチーム全体で利用者様へのサービス向上を図るのです。
又、よく介護・看護現場で使われる言葉「ちょっと待って」「動かないで!」等についても書いてますので是非参考にされてください!
いわゆる、スピーチロックについてです。
介護のリーダー研修の内容
研修内容は都道府県や場所によって違います。
主に認知症の専門的理解やチームで認知症の方の対応方法、チームマネジメント、ストレスマネジメント、人材育成方法などさまざまなことを研修を通して学びます。
実際に東京都などでは、8日間に及ぶ1日8時間の実習を行い、研修レポートなどを作成するプログラムがあるようです。
主に認知症の方のケアや家族への支援方法やチームマネジメントを学ぶ研修が組まれてします。
お住いの自治体や研修情報を調べてみましょう!
認知症介護実践者研修・認知症ケア専門士・ユニットリーダー研修等と様々です。
介護のリーダーが行う会議内容
リーダー会議では現場の課題を洗い出し、業務の改善や標準化を検討するして施設のサービスに還元することが目的です。
またユニットごとの悩みや問題点を共有して、ユニットごとのサービスのばらつきをなくし、議論して利用者様のニーズに合った改善策を出すなどの目的もあり、利用者様や職員、そして施設全体にとって会議は重要なものになります。
又、介護職として経験値を積みたい、又は新人介護士のあるべき姿を書いている記事もあるので、ご参考迄によろしくお願いします。
経験者と新人介護士では、考え方も違います。
参考の程です。
介護のリーダーを辞めたい時ってどんな時?
リーダーは指導する立場で、組織上他の職員よりも偉い人に当たります。
偉いというか、責任が重くなるという事でもあります。
この責任に押しつぶされないようにメンタルケアもしっかりしないといけませんね!
しかし、利用者様から嫌われてサービスを拒否されることがあると、うまく仕事ができなくなり職場でお荷物状態になってしまうこともあります。
立場が上なのに仕事ができない劣等感に陥り辞めたくなる人がいます。
またうまくリーダーシップがとれず、1人走りしてしまって職員から陰口などを言われるとメンタルをやられて辞めたくなることがあるでしょう。
しかし、自分のせいだと追い詰めなくて良いです!
もっと良いホワイトな介護現場もありますから。
最後に・・・
職場のリーダーは施設のサービスを向上し、利用者様に満足してもらうためにはとても大切な役割です。
そのうえ、施設全体のことを考えてマネジメントする必要があるので生半可ではないかと思います。
しかし、自分のマネジメントで利用者様が満足して職員にも満足してもらえたら最高ですよね。
そんなやりがいを目指してリーダーの役目を精一杯務めましょう。
もしも、今の介護現場では難しくて精神的に病んでしまうような状況であれば「転職」も1つ視野に入れていいと思いますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。