こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は[必要不可欠]介護福祉士に求められる資質とは?ついて言及していきたいと思います。
介護士から介護福祉士へ晴れてなると言う事は、介護福祉についてのプロフェッショナルと言う事です。
介護という現場での役割にも、リーダーシップが求められるでしょう。
それなりに介護のプロであると言う資質が求められますね!
特に介護の現場では人とのふれあい、人の命に関わるので、必要な資質があるのです。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護福祉士にまず求められる資質は?
介護福祉士は国家資格であり、国が認めた介護の専門家ですから介護について専門的な知識や技術を求められます。
しかし、知識と技術があればそれ以外必要ないかといいとそうではありません。
介護は人の相手にする仕事のなので、相手の利用者様を尊重し優しく接することも介護の仕事では大変重要な資質になります。
また、介護新人さんへの教育担当にもなり得るでしょう。
また、認知症介護においても介護支援の率先的な資質が求められます。
それだけ、介護福祉士としてまず求められる事は介護現場においての即戦力や教育の部分かなと考えます。
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それだけ、介護福祉士へは大きな期待が求められます。
他にも意識しなければいけない資質がある
介護福祉士ともなれば当たり前のことですが、主体はあくまで介護を受ける人です。
利用者様の長年培った生活習慣は、傍から見たら不条理に感じたり、違和感を感じるかもしれません。
しかし、主体は利用者様なので、本人の意思をできるだけ尊重しましょう。
また常に利用者様を尊重し、対等な人間関係を築かなくてはなりません。
勿論、介護施設でも同じですね!
介護を受ける側は自由に体が動かせなかったり、考える力が鈍ったりしていて、基本介護をやってもらうと言う弱い立場になりがちです。
ここで大切な事ですが、介護する側の職員が少しでも「やってあげているのに」といった上からの態度が見えると、利用者様は安心してサービスを受けることができません。
心理的なストレスが増幅してしまい、利用者さんや入所者さん自体のマンパワーが減る事に繋がります。
そして介護福祉士であれば、臨機応変に対応する力が必要です。
相手が機械などではなく人間ですから、1日の間に何が起こるかわかりません。
なにか他に作業をしているときでも、呼び止められて用事を頼まれれば、笑顔で対応する能力も必要なのです。
「〇〇を直ぐに終わったらきますねー」
みたいな感じで、直ぐに対応出来なくても1つの声かけが重要です。
なので、やらなければならない業務もあるので、マニュアル通りだけでなく臨機応変に対応するのです。
このように介護の業務では求められる資質が多く大変ですが、やり方や声かけ一つに気付ける介護支援が大切です!
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だからこそ、介護のプロとして問題を解決したときの達成感や利用者様が喜んでくれた時の嬉しさは最高です。
介護福祉士は資質向上の責務があると言う事実
介護福祉士は人の命に関わる仕事なので、仕事を続ける限り資質向上の責務があります。
向上しなければならない資質を以下にご紹介!
・人と接する能力
・他人の考えを尊重できる
・人に好かれやすい
・協調性がある
といったものと、行動的には
・臨機応変に対応できる
・体を動かすのが好き
・事務作業をいやがらない
・責任感が強い
といったものがあります。
沢山あって大変だなぁと感じますが、1つ1つクリアーしていく事で良いと思います。
介護福祉士も十人十色で、自分のペースで自分の資質を上げて行ければ良いのかなと思いますよ!
介護福祉士に求められる資質を向上のためには?
人と接する能力、他人の考えを尊重できる、人に好かれやすい、協調性があるに関してはあることを意識するだけで資質を向上させることができます。
そのあることとは「人間が好きであること」です。
これは、介護福祉士でなくても出来るかもしれませんが、介護福祉士だからこそもっと質の高い介護支援が出来ると考えます!
介護する相手を好き嫌いで選ぶことはできませんしね。
大勢の利用者様と付き合っていくためには、相手を好きになり、気配りなどの相手の気持ちを考えた行動することが必要です。
そして「人間が好きであること」は利用者様だけでなく、同じ介護職員に対してもです。
1人では介護現場は回せませんから。
介護福祉士として、チームケアに重点を置いて介護支援に尽くしましょう!
そして看護師、社会福祉士などの他のスタッフと協力して仕事をしていくためには、相手を好きになり協調性を持つことが大切です。
人間を好きになることを意識すれば、相手の気持ちを考えた行動ができる資質がつくので、人間関係を円滑に回すことができるのです。
介護福祉士として最後に・・・
介護福祉士の業務で資質は求められますが、何事にも完璧な人は存在しません。
もし足りないところがあっても、仕事をしながら成長して覚えたり、他の強い資質を持っている職員にアドバイスを求めたりして、資質向上を心がければ大丈夫です。
先輩介護福祉士や、他の職種との連携があるからこその介護支援だと言う事です。
介護福祉士という責任感をしっかり持って、自分を成長させながら業務をこなしていきましょう。
ベテラン介護福祉士でもなかなか難しい問題はあるものです。
職員間でよく話し合い、良いケアが出来る事が全てだと思います!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以下にも、様々な記事をご紹介しているので是非ご参照頂けると幸いです!