こんにちは!
介護施設長の前田裕(@masakuraudo0415)です。
PSW(精神保健福祉士)として精神科で働くことが辛いと感じている方が実はかなり多いんです!
「うんうん!毎日先生や患者さんからの電話で病院内を走り回ってクタクタです」と聞こえてきます。
心身共に、そんなにも辛いと感じたらまずは休みましょう!
簡単に答えを言うとそう言うことですが、PSWは肉体的な疲労よりも精神的な疲労が蓄積されていき休まざるを得ないと言う状況に陥りやすいんですね!
そんなPSW(精神保健福祉士)が精神科で働くことが辛くなってきた方々へ向けて、どうしていけば良いのかを解説していきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
PSWは精神疾患者と話す機会が多くて疲れやすい
PSWは、社会福祉士と同じように相談支援業務がメインである福祉職です。
しかし、1つ大きな違いがあります。
それが「精神疾患者と話す機会が多い」と言うことなんですね!
当たり前だと言われれば、そうですが・・
そんなPSWは、毎日のように精神疾患者の相談支援業務をしていると特に「精神的に疲れやすい」です。
精神疾患の患者さんの中には、馬耳造語を浴びせられることも多々あります。
そんなことをPSWに向かって「お前のせいで精神障害年金が受給出来ないじゃないか!」と言う感じで謝り続けると言う意味不明なことすらあるんですよ。
辛すぎるでしょ、こんな不条理。
そもそも、精神科の主治医が書く書類ですよ?
文句を言うならば、自分の主治医に言ってくれ!と言うことなんです。
しかし、そこには大きな落とし穴がありました。
精神科医がPSWへ書類を任せてしまっている現実
精神科医も毎日の診断書やら入院患者さんへの対応でドタバタです。
そうすると、書類系を書くのすら億劫になりがちです。
ブラックな精神科病院では、意地でも精神障害年金の申請書すら「ただただ書きたくない」と言う精神科医もいる位です。
なにせ、記入欄が多いですからね。
しかも受給出来ません。となったら患者さんから文句を言われてしまいます。
そこで、特記事項欄だけを簡潔に記入して「後はPSWへ全て任せる」みたいなことが多いんですね!
これは、たまったものじゃありませんよ!
精神科で働くことが辛いと感じてしまうわけです。
しかも、そんな書類は他にも山ほどありますからね!
自立介護支援医療や生活保護受給への助言、在宅復帰する方へのアプローチ等と多岐多様なスキルが求められます。
社会福祉士とPSW(精神保健福祉士)とでは、エッセンシャルワーカーとしても、相談援助の内容が大きく異なるんです。
現実はこのように辛いです。
PSWとしての「やりがい」をもっと感じれる精神科や、就労支援事業所への転職を考えてみるのも1つの手だと思います。
PSWのやりがいを感じられる職場を見つけてみましょう
前述したように、PSWの仕事量が自分のキャパシティを超えることが続いていくとどうなると思いますか?
どんな福祉職や介護職にも同じことが言えます。
それは、「自らがうつ病のような精神疾患者に罹患しやすくなる」と言う本末転倒な事態です!
これだけは当然ながら、避けなければいけない大きなリスクですよね。
PSWとして精神疾患者への相談援助をしている自分が精神疾患に陥ってしまっては、正直な話で未来は暗いです。
ひとまず、心の余裕を取り戻す作業として休むことが大切です。
私自身もケアマネ時代にうつ状態になった経験があるので、ひとまず辛いならば休むことです。
そのまま突き進んでは、最悪なケースで「特に重篤な精神疾患」り罹患するリスクが大になりますよね!
ここで注意したいのが、「自分のメンタルは普通よりも高い」と認識してしまうことです。
PSWであるならば承知な事実だと思いますが、そんなのはメンタルの弱さだと言う方も現実いらっしゃるんですよ。
例えば、相当なメンタル強化をしている日々の訓練をしている自衛隊の方も「うつ病」になる方を私は多く観て来ました。
それだけ、精神疾患になるリスクはステルスのようにジワジワと心を奪っていくんです。
人間、どれだけメンタルが強いと自負していても気付かないうちに、精神疾患を患ってしまうことは現代社会では多くあることなんです。
そんな時は、休みを頂き転職活動をしてみるのも大きなメリットだと思います!
PSWとしての「やりがい」や「楽しさ」を毎日感じられる職場が1番であると私は考えますよ。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
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