こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、ソーシャルワーカーの給与は今から減る時代がくると言うショックな現実ですがその理由をお伝えしていきたいと思います。
最初は、社会保障費の圧迫についてご紹介してからソーシャルワーカーの給与がなぜ今から減る時代がくるのかを説明していきますね。
根本的な事実を知らないといけませんからね!
それでは、今回もよろしくお願い致します!
社会保障費が圧迫されている事実
今、社会保障費の圧迫を受けて多くの病院の診療報酬が徐々に減収しています。
高齢者の病院窓口での診察費の負担割合が増えたりとかは、こう言うことが原因ですね。
国や地方自治体もお財布事情はカツカツなんですよ!
現状こんな財政ならば、若い世代は今後不安ですよね。
若い世代からも高い社会保障費を徴収しなければいけない事実
そして国民からは結構な額の社会保険料を徴収しています。
何より、少子高齢化が原因で若い世代からの社会保険料の徴収には限界があります。
そこで「診療報酬を減収させること」に行き着いてしまう訳ですね。
そうすると、働いている若い世代から社会保障費を徴収することが1番手取り早い訳です。
つまり、高齢化社会の日本を支えているのは若い世代なんですね!
ちょっと腑に落ちない部分はありますが、そうでもしないと社会保障費は底を付くどころか破綻しかねません。
これが現状であり事実です。
何故、ソーシャルワーカーの給与が今から減るのか?
診療報酬の改定の度に減収されていきます。
何故ならば、それだけの診療報酬を下げなければ財源が追いつかないからです。
そうなるとどうなるか?
病院に勤務する医師はもちろん、看護師やソーシャルワーカーの給与も今から同時に減ると言う時代がきます。
これは間違いないと言っていいです。
介護報酬すらも減収し、加算ばかりになっていますしね。
となると点数が高い診療報酬から削減していくんですよ。
そうなると、病院の収入が減りますよね?
となると、今まで通りの給与を支払うことは難しくなると言う訳です。
そうすると、病院勤務のソーシャルワーカーの給与も今から減る時代がきます。
結局のところ、国からの報酬を受けている病院等は仕方がないと言うしかありません。
国民皆保険制度の事実上の破綻に近い状態にならなければいいですね。
結局のところ、病院経営において国からの報酬に頼っていることは結構リスクが高いんです。
これは介護保険制度でも全く同じことが言えるんですね!
例えば八百屋は野菜を売れば売るほど儲かりますが、国からの報酬で生きている病院は常にリスクが伴うと言うことです。
国頼りの経営には限界があると言うことです。
しかし、ソーシャルワーカーと言える社会福祉士や精神保健福祉士は病院以外にも働く職場は多くあります。
ソーシャルワーカーとして時代に合った仕事や転職をすることで乗り切ることは大いに可能性があると言うことです。
終身雇用制度は今後期待しないがいいとポジティブ思考で生きましょう!
退職金に期待しなくていいと言うことでもあります。
診療報酬が減収していく中で退職金に期待を寄せる昔の時代の生き方ではないと言うことです。
自分が得意とするソーシャルワーカーとしての職場で働くことこそ今からの時代のニーズです。
または、ケアマネへ転職するのも1つの手でもあります。
この様に、ソーシャルワーカーにも働き方は多岐多様であると言うことなんですね!
時代のニーズに合わせてソーシャルワーカーとして働くことをおすすめします。
時代の変化とは怖いものですが、そこに柔軟に対応していかなくてはいけませんからね!
以下の記事も合わせてご参照下さい。
ソーシャルワーカーの精神的な部分について解説しております。
ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。