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ヘルパーから介護保険施設へ転職するのは体力に自信がある方に限る

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今、ヘルパーとして働いている方で「在宅介護に向いていないのかな?」と考える介護職の方も多いと感じます。

逆も然りですが、今回はヘルパーから介護保険施設へ転職することに特化してお伝えしていきたいと思います。

在宅介護においてヘルパーは時間内に必要な介護支援を行わなくてはいけません。

そんなヘルパーに求められる介護技術が「スピードと利用者さんとの信頼関係」です。

これがなかなか出来ない介護職には「ヘルパーには私は向かないなぁ」と考えるわけですね!

そこで、介護職として介護保険施設へ転職することを考える方も多いんです。

そんな悩みをお持ちなヘルパーさんへ介護保険施設へ転職することでの注意点や良い介護職として活躍できるのかについて考えていきたいと思います!

最初に言っておきますが、介護保険施設の介護職は体力に自信がある方に限るということを前提に解説していきます。

そして、私自身の体験談も踏まえながらお伝えしていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願い致します!

介護保険施設で必要な介護支援と介護技術

いざヘルパーから介護保険施設での介護職へと転職したあなたにはビックリすることの連続を目の当たりにするでしょう。

それが何なのか?

前田(運営者)
それは、1日の介護支援や介護業務をチームプレーで相当ドタバタな中で様々な判断を自分でよく考えて、とにかく早く入浴介助や食事介助を早く回すという機械的なルーティンワークです。

誰もが考える入所者さんと笑顔でゆっくり会話すること自体が、ほぼ無理なんですよ!

特に新人介護職はそんな淡い理想とあまりにもかけ離れた介護現場を観ることになります。

それだけ、介護保険施設での介護職員は介護人材不足も相まってギリギリな配置基準の中で介護保険施設においての必要な介護支援や介護業務を回しているんですね!

これは、昔から変わりない光景です。

私が経験した介護保険施設での大変さ

私は立場上、様々な介護保険施設の見学や介護現場の現状を観る機会が多いのですが、20年経ってもほぼ変化なしのドタバタ介護が未だに行われているのが現状ですね。

そして、私も介護老人保健施設で働いていた過去がありますが何よりも体力に自信がある方に限るなと思いますよ!

介護保険施設へ入所している高齢者さんはほぼ車椅子か寝たきりの方が多いからという結論に至ります。

そうなると、様々な介護支援や介護技術は大変ですよね。

なので体力に自信がないと自分自身の体を壊してしまいます。

特に移乗介助や排泄介助での体力消耗は想像を絶するものがありますよ。

このような介護支援に1つ当てはまる共通点があるんです。

それが、中腰での介護が多いんですよ。

ヘルパー時代では介護保険施設ほど無かった体力勝負な介護支援を求められるんですね!

これが実は地味に疲労として体力を削っていき、介護職の職業病とも言える慢性腰痛へと繋がっていくんですよ。

ただし、その中でもしっかりと介護職と他職種連携のもとで、ゆとりある介護保険施設も存在はしますが少ないです。

ユニット型特養であれば体力的にはまだ良いです

ヘルパーから介護保険施設へ転職する際にポイントとしてお伝えしたいのが、いくら体力に自信がある方に限るとは言えど少しは回避できることも可能です!

そんなおすすめなのが、ユニット型特養で介護職として働くことですね。

これは、あくまでも他の介護保険施設と比べて体力に相当な自信がなくてもやりがいを持って介護職として頑張れる可能性が高いということです。

何故ならば、ユニット型特養は他の介護保険施設と大きく違う介護支援内容だからなんですよ。

その理由が普通の旧型特養や介護老人保健施設と違い、ユニット型特養は入所者さんの生活スタイルに準じて介護支援を行うからです。

起床時間や入浴のタイミング・食事の時間を「個別ケア」として介護支援している為です。

以下に旧型特養とユニット型特養の違いについて解説している記事があるのでご紹介しておきますね。

そしてユニット型特養は原則29名がマックスの入所要件です。

なので、100名入所者がいるみたいな介護保険施設より体力的に無理はしなくて良いのかなと考えます。

(ただ、それなりの個別ケアに基づいた介護支援は深掘りしながらケアしなくてはいけませんよ)

ユニット型特養であれば、介護職として体力に自信がある方に限るというものでは無いと感じます。

勿論、体力はある方が介護保険施設で仕事をすることでは有意義ですけどね!

ただ、ユニット型特養の唯一の弱点があります。

それは、日勤・早出・遅出・夜勤が目まぐるしく毎日押し寄せてくることです。

例えば、夜勤明けの次の日も出勤とかですね!

前田(運営者)
しかし、介護職として介護保険施設で働くということはそういう勤務時間の多様性は避けて通れないので、どうしても無理な方は派遣介護職として働くことで自分の生活リズムで働けるので良いと思いますよ!

介護職=正社員でなくて良い時代に突入したと思いますしね。

派遣介護職も時給換算したら結構な稼ぎになる時代へ既に突入していますから!

良い条件化で介護保険施設で働くことが1番です!

以下に、ヘルパーから介護保険施設で働きたい方へホワイトな転職先の探し方を優しく丁寧に時間を掛けて一緒に考えてくれるエージェントを2つご紹介していきますね!

是非、この際に参考にしてみて下さい。

介護・福祉職対応可能!専任のキャリアアドバイザーへ何なりと希望をお伝え下さい。

介護職としてもう疲れた方へ。

もう人間関係で悩まなくて良いです。

もっと精神的にやりがいを感じれる福祉の職場へ。

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そして重要な、人間関係や職場環境を他の転職サイトより詳しく知っているという声が多数な状況。

これらは私も無料で使用してきてホワイトな介護事業者で働くことが出来たので助かりました。

自分の希望や要望をいくらでも言いましょう!

それであなたが良い介護職場で活躍できる事が1番ですからね。

介護保険施設で介護職として働くことは少なからず体力に自信がある方に限る場合もありますが、職場によってはそこまで気にしなくて良い介護現場もありますよ!

前田(運営者)
実際の話ですが、ヘルパーよりも介護保険施設で介護職として働いている方が昇進したり年収が上がった方を私も多く知っています。介護職としての人生を無駄にしない働き方が出来ることが大切ですね!

介護職も自分に見合った仕事スタイルで「やりがい」を見つけることが大切なんだと考えますよ。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

ヘルパーとして働いているものの、今から介護保険施設での介護職として転職を考えている方にはおすすめな内容だったかなと思います。

よく未来を考えて良い介護職場へ転職できることが重要ですから。

以下にも様々な情報を掲載しておりますので、読んで頂けると励みになります。

前田(運営者)

転職は、1日の大半の時間を使う「仕事」にかかわるものであり、給料にも大きくかかわるため『人生の決断』ともいえる大きな転機です。

「適当に決めてしまって後悔した」ということの無いように、納得いくまで相談することが重要。

担当者へ、自分に見合った就職先を伝えましょう!

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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