こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
居宅ケアマネも、ないがしろに出来ない必見な内容をご紹介していきたいと思います!
地域包括支援センターは半民半官な中立性である立場であり、多くの業務内容に「在宅高齢者介護」に重きを置いていますね。
そんな、地域包括支援センターがインフォーマルサービスを今まで以上に重要視してきました!
一体何故?
と感じますよね!
そこを更に強化すべく、地域包括ケアシステムのもとで特に「高齢者向け配食サービス」を今重要視しています。
住み慣れた地域での在宅生活を高齢者が「食の確保」に困らない様に「栄養面」を考慮している高齢者向け配食サービスにスポットが当てられた訳です!
毎日ヘルパーが介入して食事を作るにも介護保険サービスだけでは限界があるのも、インフォーマルサービスとして配食サービスの有効活用を考えた訳です。
勿論、高齢者向け配食サービスだけが重要視されている訳ではありません。
地域に住む民生委員や自治会、そして居宅ケアマネにも同じ様にインフォーマルサービスを今まで以上に活用する様に促しています!
(インフォーマルサービス=介護保険外サービスとも呼んだりします)
それだけ、居宅ケアマネには「インフォーマルサービスを率先的にケアプランに反映させましょう」と言うことなんです。
これは厚労省も提言しており、いわゆる「囲い込みケアプラン」の見直しに踏み切っていると言うことですね!
そんな居宅ケアマネジャーも必見な、地位包括支援センターがインフォーマルサービスを重要視している観点について考えていきますね。
今回も、よろしくお願いいたします!
居宅ケアマネが所属する法人を過度に利用させている側面
これから話すことは、全ての居宅ケアマネジャーへ伝えたいのですが「そもそもしっかりと利用者本位且つ適切なケアマネジメント」で介護保険制度やインフォーマルサービスの利用をしっかりと行なっているケアマネさんは、私の考え方を参考までにご参照下さいね!
新人居宅ケアマネジャーにとっては必見な内容だと考えますよ!
では、早速!
ほとんどの居宅ケアマネは所属する法人からの圧力か、間接的に「うちのデイサービスや訪問介護の利用を促す様に」と言われていると思います。
または、サービス付き高齢者専用住宅(サ高住)や有料老人ホームに併設してある介護保険サービスの利用を半ば強制的に利用させると言う「囲い込み」と言うやり方です。
介護保険制度を利用した「介護ビジネス」と言う側面が表面化してきたと言うことです!
私が思うに、「このやり方って地域包括支援センターはしていますか?」
おそらくと言うか、「してはいけません!」
(一部困難事例は除きます)
居宅介護支援事業所も地域包括支援センターと同じ様に介護支援をする事こそが介護支援専門員として当たり前だと言う事ですよ!
初めて介護支援専門員実務研修で学んだ事そのものですから。
そして居宅ケアマネは営業マンでは無いので、こう言うやり口が横行すると「必ず締め付けがきます」
そんな記事を以下にご紹介しますので、合わせてご参照下さい!
いかがでしたでしょうか?
上記の記事の様に、既に厚労省からの締め付け事案は動いているんですね!
地域包括支援センターがインフォーマルサービスを今年度に入ってから重要視していると言うことは、今後は居宅ケアマネにもこの流れが波及していくでしょう!
そうでもしないと、「居宅ケアマネも本来のあるべき姿」として仕事ができませんからね。
居宅介護支援事業所は地域包括支援センターとの連携を大切に
模範となるべきとして、地域包括支援センターが率先してインフォーマルサービスをこれまで以上に重要視してきました。
これは、私としては良い事だと考えていますよ!
私も、介護施設長として居宅介護支援事業者の管理者とその辺りは共有しています。
日頃から地域包括支援センターと連携をとっておくことは居宅ケアマネには必須です。
何故ならば、それだけの「お墨付き」を得る為にです!
そして何よりも、困難事例がある場合には相談がしやすい関係性を構築できるからですね。
または、インフォーマルサービスの宝庫が地域包括支援センターですね!
しかも地域包括支援センター自体が最近になって更に民間のインフォーマルサービスの資源を多く集めています。
そこで、今まで介護保険制度だけしか考えていなかった居宅ケアマネは、今地域包括支援センターへ出向いてインフォーマルサービスをもっと深く取り入れる様に努力をしましょう!
居宅ケアマネとして頑張ってインフォーマルサービスを取り入れているとしても、それ以上の情報を地域包括支援センターは持っていますから。
「はっ!と驚きのインフォーマルサービス」がありますよ。
ネット社会とはいえど、アナログ的な動きも頑張っているのが地域包括支援センターですから。
地道に、地域の在宅介護を下支えしているんですよ!
連携は大切に!ですね。
以下に地域包括支援センターとの関係性についての記事を掲載しておりますので、合わせてご参照下さい!
インフォーマルサービスの重要性
居宅ケアマネがインフォーマルサービスをいきなりケプランへ落とし込めと言われても難しいかもしれませんね!
そんな、急いで頑張らなくても良いです。
毎月のモニタリングで、改めて再アセスメントしてみるのも良いかもしれません!
時間が無いのは私も承知の通りなので、少しずつで良いと思いますよ。
インフォーマルサービスの活用を率先的に導入する事を考えているのであれば「サービス担当者会議」が1番良いです!
様々な関係者が集まるので、利用者さんの在宅介護を多方面から聞けるからですね。
そこに、困難事例な場合等は地域包括支援センター職員を招いても言い訳ですよ!
勿論、事前相談のもと地域包括支援センターの職員が参加すべきかは判断しましょう。
それだけ、介護保険制度の利用だけでは解決出来なかった問題が案外あっさりと解決出来る事も大いにあり得るからです。
インフォーマルサービスはそれだけの大きな力を持っていますから。
そして、何よりも居宅ケアマネとしての実力を地域包括支援センター側から客観視されるので、「良い意味で様々な助言や悩みを聞いてくれますよ!」
また冒頭でも話した「高齢者向け配食サービス」もその1つですよ!
最近、地域包括支援センターは様々なインフォーマルサービスを情報収集して、相談に来た高齢者は勿論「居宅ケアマネ」にも情報提供を既に初めていますよ!
そこは、有効活用して利用者さんの在宅介護支援を居宅ケアマネジャーがインフォーマルサービスの重要性を再認識して、ご提案すると良いかと思います!
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも、様々な情報を発信していますので読んで頂けると嬉しいです。