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派遣介護士を増やす事で週休三日制という働き方改革が可能なの?

こんにちは!

前田裕です。

今、派遣介護士が増えています。

介護人材は減っていく一方なのですが、派遣介護士は逆に増えているんですよね!

全体的に考えると、介護士や介護福祉士が介護事業所や介護保険施設に勤務する人材が減っているんですね。

そして、1番減っているのが「正社員介護士・介護福祉士・ケアマネジャー」なんです!

では何故、正社員介護士が減っているんでしょうか?

悲しい事ですが、それは「正社員介護士の仕事量が膨大だから」です。

もちろん、それでも介護という仕事に満足出来ていたり「良い転職が出来た介護士」は辞めるという判断をしない傾向です。

しかし、それはごく1部であったり「もっと良い働き方を求めて派遣介護士」へと流れている事が最近多くなってきています!

介護施設長である私も、正社員介護士や介護福祉士が多い介護事業者が良いと感じながらも、このままでは介護保険制度自体が危ういと感じています。

だって、介護人材が居ないと人員基準を満たさずに閉鎖する事になるほうがよっぽど大変ですからね!

そこで、介護業界にも働き方改革は必ず必要になってくるんですよ!

しかし、正社員介護士ばかりを雇う財力が無い介護事業所や介護保険施設がこれから取るべき手段として「派遣介護士を増やす事」です。

「いやいや、大丈夫だよ」と考えている介護事業経営者さん、早々に手を打っておかないと痛い目に合いますよと言いたいですね!

私が住む長崎県は、介護人材が全く足りておりませんから。

都心部では未だ大丈夫と感じている事が、地方では既に2025問題が起きているんですよ!

2025問題とは、団塊世代が75歳の年齢になり「医療や介護」等の社会補償費の圧迫が懸念され、2025年には後期高齢者人口が約2,200万人まで膨れ上がってしまい日本国民の4人に1人が75歳になるという問題の事です。

これでは社会保障費の捻出が想像以上に上がり、国も予算編成に苦しみ「若い世代の社会保険料は爆上がり」してしまいます。

それだけ、介護保険制度の存続も危うい状況なんですよ。

なので、何とかインフォーマルサービスも有効活用する事で社会保障費を抑えましょうと政府は考えているんですね!

そして、介護事業者もお金が無い為に「派遣介護士を増やす」という事をする事で資金ショートを起こさずに経営していくことに重点を置いていくことが大切だと私は考えますよ!

 

そこで、派遣介護士を増やすことで週休3日制という働き方改革を行う事で辞めていく正社員介護士が減ると思うんですけどね!

これからの介護業界の働き方改革を担う存在が「派遣介護士」だと考えるので、介護業界が少しでも「楽しい!」と考えてくれる介護士さんが増えることを考えながら読んで頂けると嬉しいです。

というか、そうしないと介護業界は生き残れませんから。

ここまで話してきた介護人材不足問題は、序章です。

本題に行ってみましょうか!

それでは、今回もよろしくお願い致します!

正社員介護士の負担は相当きつい

正社員介護士って、結構な責任と体力的・精神的な問題がありますよね!

超ポジティブ思考な介護士さんは凄いですが、人間限界がありますからね。

これだけのきつい状況下で正社員介護士として働く事の意味合いを込めて考えていきましょう!

それでは、先ず在宅介護と施設介護での問題を以下にご紹介しますね。

在宅介護での正社員介護士の問題

在宅介護での正社員介護士は主に通所系介護サービス事業者(通所介護・通所リハビリ介護)や訪問介護(ヘルパー介護)が主なところです。

在宅介護に置いての正社員介護士は、週間の利用予定の在宅介護保険サービスを受ける方々を介護支援しますね!

◎在宅介護で働く正社員介護士の悩みとは?

・毎日、介護支援を行う利用者さんが変わる事への対応を求められる

・時間内に介護支援を完結させる事を求められる

・介護保険上、出来る介護支援に制限がある(特に訪問介護)

・利用予定の変化が多々ある

在宅介護での問題は、利用予定の利用者さんの介護保険サービスの制限や日程変更が大きな悩みであり居宅ケアマネとの連携が相当求められます。

それらの対応をするのは正社員介護士です。

◎施設介護で働く正社員介護士の悩みとは?

・勤務時間が不規則すぎる

・夜勤業務という精神的・体力的負担が大きい(生活サイクルが乱れやすい)

・派閥が起きやすい(チームプレーが出来なくなる)

・介護支援に古い性質が居座っている

施設介護での問題は、特に勤務形態が多いので体調管理が難しいですね。

そして、何かあれば全て正社員介護士に責任が増えていき、サービス残業が多いのも特徴です。

実はこういう問題を、在宅介護や施設介護で解決出来ていけるんですよね!

そんな内容をお伝えしていきたいと思いますね。

派遣介護士は介護現場を担う大きな存在です!

上記で説明してきた正社員介護士の業務では何故「責任がのしかかりサービス残業が増える」と思いますか?

(ここ、とっても重要です)

それは、「通常の介護支援・介護業務も行なっている」からです。

答えは簡単ですよね!

そこで、派遣介護士は通常の介護支援・介護業務の90%くらいを担う事で、正社員介護士にとっては大きな存在となれます!

派遣介護士は、時間や勤務日数に制限がある場合がほとんどですよね?

なので、バリバリ介護現場での介護支援に徹してもらう事で「正社員介護士が直ぐにでもしたい業務が出来る時間の確保が出来る」訳ですよ。

これが時間と業務の効率化という事に繋がり、正社員介護士は助かり派遣介護士もやりがいのある介護支援へ集中することが出来るんですね!

こういう流れで介護業界が、「派遣介護士の活躍」を通して時間を掛けながら正社員介護士・介護福祉士・管理者のサービス残業を減らすことも出来て働き方改革として、将来を見据えると「正社員介護士の週休三日制」という事が実現へと近づける訳です。

もちろん、直ぐにでも出来たら良いですが、先ずは派遣介護士を積極的に採用して正社員介護士の負担を減らす事に目を向ける事が大切です!

週休三日制で介護士として働ければ精神的・身体的負担も減り、更にはサービス残業も減る訳ですよ。

そこで生まれるメリットが、「介護支援の質の向上と辞めない」という相乗効果なんですよ!

介護経営者はケチっていては、1年中求人出しっぱなしなブラック介護事業者と観られてしまいますよ。

資金の範囲内でも、派遣介護士を率先的に雇う事でこんなにもメリットがある訳ですから!

いきなり無茶しなければ良いだけの事です。

少しずつでも派遣介護士を雇用しながら、資金ショートしないよう経営して介護現場の正社員の方々が長く勤めてくれるホワイトな良い介護事業者として胸を張れる事が良い宣伝ともなりますから、メリットが大きいんですよ!

それだけ、「派遣介護士」には大きな可能性が秘められているんです。

介護業界へ良い働き方改革を起こしましょう!

その完結編として、介護士の週休三日制は実現出来ますから。

そんな介護事業者が増えて行くと、介護職員が直ぐに辞めていかないという大きな働き方改革と、とても良い社会貢献とも言える介護事業者として胸をはれます。

よく考えると、普通に可能ですから。

私の介護施設では、もうその段階へと階段を登っていますよ。

おかげで、介護離職が大きく減りましたからね。

それも、派遣介護士さんの助けがなければ出来ませんでしたから。

派遣介護を増やすことはメリットが大きいです。

私は、そう実感しました。

もちろん、資金面も経営者と要相談しながら進めましたから!

次は、週休三日制を試験運営します。

全ては、大切な介護士や他職種の方々のおかげですから。

介護士の週休三日制は可能ですと、断言します。

要は、どう派遣介護士さんの介護支援・業務の構築をどう生かすか?やりがいを感じてもらうか?

ということです。

以下の記事も合わせてご参照下さい。

それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!

以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると励みになります。

前田(運営者)

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  • この記事を書いた人

前田 裕

介護施設長をしております、前田裕です! このサイトでは、介護職や他の福祉職の方に向けたアドバイスだけでなく、一般の方に介護の現状を知ってもらうための内容も書いています。 介護や福祉の現場がより良くなっていくためには、どうしていけば良いのか? そんな、悩みが解決出来たらなと思います。

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