こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護事業所に置いて「スーパービジョン」って聞いた事がありますか?
これは昔からある考え方であり、福祉の精神を持って仕事をする方々には絶対に知っておかなければいけない事です。
対人援助職に就く我々、福祉の社会では多く使われる内容です。
福祉の精神論は相当難しいです。
そんな重要な事を以下に説明していきますね!
介護事業所で介護士として初めて働く事になった場合にこの「スーパービジョン」と言う過程を受けていきます。
「何だよそれ〜、何となく聞いた事あるけど詳しくは説明出来ないなぁ」
と言う方向けに、介護事業所に必要なスーパービジョンについて深く考えていきたいと思います!
とても重要な事なので、知っていて損はありません。
もしかしたら、介護福祉士国家試験にも出題されてもおかしくない位です!
それだけスーパービジョンは、必要不可欠な福祉の精神を展開しております。
そもそも、スーパービジョンは「診断やカウンセリング・面接の能力」と言う対人スキルには必要なスキルの1つなんですね!
これは、社会福祉士や精神保健福祉士に相当求められる能力・思考の1つです。
そして、その考え方が「介護事業所」に置いても求められる様になりました。
それでは、今回もよろしくお願い致します!
介護事業所におけるスーパービジョンって何?
介護事業所におけるスーパービジョンとは何なのか?
少し、社会福祉士や精神保健福祉士とは違う考え方があるので以下に解り易くご紹介していきますね!
・介護事業所におけるスーパービジョンとは何なのか?
新人介護士(スーパーバイジー)が、介護管理者やリーダー等(スーパーバイザー)から教育やその過程を受ける事を言います。
ここで、解りやすいスーパーバイザーの役割をご説明しますね!
例えば、新人介護士さんが困った介助があったり、〇〇さんへの対応や挨拶の仕方に困った場合に「スーパーバイザー」がしっかりと教育・指導を行う事です。
そして、これを総じて「スーパービジョン」と言う訳ですね!
スーパービジョンの現実的な概要
介護という仕事をしながら、新人介護職員は転職や就職したばかりで「右も左も解らない」状態です。
そこで、スーパーバイザーが適切な介護支援について「アドバイスを行う」
という事で、介護支援サービスの質をあげる事とトラブルに繋がらない様にしっかりと教える事が求められますね!
それだけ、スーパーバイザーには「介護支援の基本と応用を習得しており、的確なパワハラになら無い指導・教育」が出来る人材が求められますね!
更に、新人介護士(スーパーバイジー)への精神的なフォローも必要不可欠な資質が求められます。
そこまでのプロ意識や相手を思いやる事が出来る介護福祉士がスーパーバイザーとなれる訳ですね!
「福祉の精神論が高い人間味のある介護福祉士」がスーパーバイザーと言う存在になり得ると言う事です。
派閥を作る様な、人間関係が上手く出来無い介護福祉士には私が考えるに難しいでしょうね。
スーパービジョンを習得出来るには?
スーパービジョンと言う概念を習得出来るには、経験や良い介護支援が出来る「介護福祉士」が適任ですね!
又は、「認定介護福祉士」へとなる事が1番の近道かと思います。
そもそも、認定介護福祉士は未だ浸透してきてはいませんが、介護福祉士の上位資格になります。
認定介護福祉士は介護福祉士としての実務業務が5年以上ないと受講資格がありません。
そして、その受講料が約30万円以上と自治体により異なります。
なので、高額な費用を支払ってまで「認定介護福祉士」へとなる方が相当少ないんですね。
しかも、何故か民間資格なんですね。
私から言わせると、スーパーバイザーとしての最短ルートかもしれませんが今のところ、介護福祉士として「経験値と質の高い介護支援」を5年以上出来ているリーダー格の人材であれば「立派なスーパービジョン」を理解出来ているスーパーバイザーとして活躍出来ると考えます!
それだけの福祉の精神論が構築出来ていると言う事が前提で、新人介護士への教育や指導が出来る立場と言う訳ですね。
ここまでのまとめ・・
介護福祉士の役割として、スーパービジョンをしっかりと考える事は重要です。
それだけ、介護福祉士には多岐多様に渡る専門性が現代の介護事業所では大きく求められています。
これは、これからの時代に置いて、質の高い介護支援が求められているからです。
少子高齢化が問題視されている中で、介護福祉士にはそれだけの「スーパービジョン」を追求した仕事が期待されているんです。
これは、ケアマネジャーにも「主任介護支援専門員」と言う上位資格がある事と同じ役割です。
それだけ、後世への介護福祉の担い手が必要と言う事実なんです。
今までの流れ作業の様な、介護業務と言う概念で仕事をしていてはいけませんよ!
と言う事です。
それだけ、介護福祉士や介護支援専門員となった事は、今まで以上の介護支援だけでは無くて「新人介護士・新人ケアマネジャー」への教育と言う所に大きなスポットがあると言う事です。
そこで、介護事業者の経営者さんにもそれだけ頑張っている、最前線で活躍している「介護福祉士やケアマネジャー」へはそれなりの待遇と給与を考えましょう!
それが、直ぐに辞めていかない「先行投資」となるからです!
そして、それを支える派遣介護士さんの頑張っている姿も、介護現場へ出て感じ取ると言う事はとても大切です。
これは、毎日デスクワークばかりの管理者さんにも同じ事が言えます!
それだけ、「スーパービジョン」を理解した上で介護現場へ時間があり次第、足を運びましょう!
管理者や経営者は「偉い」と言う事ではありません。
「それだけの責任」があると言う事ですね!
新人ケアマネさんにもスーパービジョンは知っておく必要がありますので以下をご参照下さい。
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。現役介護施設長の考えるスーパービジョンでした。
そして、今からでも介護事業所は必要なスーパービジョンを再構築することができます。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも介護士園に精通する情報を公表しておりますので読んで頂けると励みになります。