社会福祉士をこれから目指す方や、転職をしようという人にとって「社会福祉士の就職先」や「どんな仕事をしているのか」は気になりますよね。
ブラックな社会福祉士の職場は多くとも、1番大切なのは「自分に見合った社会福祉士の職場」なんですね!
今回の記事では、そんな社会福祉士の就職先についてまとめました。
社会福祉士の主な仕事は?
社会福祉士がどんな仕事をしているのかを紹介します。
社会福祉士は、身体的・精神的・経済的にハンディキャップのある人を支えることが主な仕事で、その際に他の分野の専門職と連携を取ることで、困っている人を助ける仕事をしているのです。
高齢者や子供、ハンディキャップを持つ人をはじめ多くの人を助ける仕事をしています。
これが、福祉の精神ですね!
社会福祉士の就職先
社会福祉士の主な就職先をご紹介!
- 児童福祉施設
- 高齢者の介護などを目的とした高齢者福祉施設
- 知的障害者施設
- 地方自治体の福祉事務所
- 病院や保健所などの医療機関
があります。
社会福祉士の職場って、結構あるんですよね!
そういった施設だけでなく、病院などの医療機関に就職をする社会福祉士も多いようです。
それぞれの就職先でどのような仕事が多いのかを、独自に調査しましたので、参考にしてください。
児童福祉施設
国、または都道府県が設置する、児童及び妊産婦の福祉を図るための施設です。
ここには、
- 母子生活支援施設
- 児童厚生施設
- 知的障害児施設
- 児童自立支援施設
- 児童養護施設
など14種の施設のことを言います。
この14種の中に含まれている「児童養護施設」を例に出すと、ここには様々な理由で家族と一緒に生活することができない子供達がやってきます。
その子供のケアをすることや、子供の保護者と今後についての相談や支援をする仕事です。
高齢者の介護などを目的とした高齢者福祉施設
高齢者福祉施設は主に、老人ホームなどのことを言いますが、ここでは実際に身体的な介護をすることもあったり、「ショートステイ」と呼ばれる施設を使う場合にはその名の通り短期間の入所となるので、高齢者の方が施設を退所した後の生活についての相談に乗ることもあります。
知的障害者施設
ここは、知的障害者が社会生活に順応できるようにすることや生活習慣を確立するための施設です。
知的障害、と一言にいってもその症状は様々です。
数多くの知的障害者を相手にすることになります。福祉の仕事には全般的にコミュニケーション能力が求められることが多いのですが、知的障害者とのやりとりは非常に特殊であるとされているので、今まで福祉業界で培ってきたコミュニケーション能力が通用しないこともあります。
その分、やりがいもあるので障害者の支援を通じて社会貢献をしたいと考える人はこの職場を選びます。
地方自治体の福祉事務所
福祉事務所は、各都道府県・市区町村に設置された地域住民の福祉を行う行政機関です。
福祉事務所は、福祉六法(生活保護法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法)に関係する業務の総合的窓口として、各市区町村に設置されていて、地域住民は福祉に関しての相談や説明を受けることができます。
社会福祉士はここで、生活保護や児童福祉に関しての相談に対応したりします。
病院や保健所などの医療機関
病院をはじめとした医療機関では、「医療ソーシャルワーカー」と呼ばれています。
ここでは、「入院費はいくらくらいかかるのか」「退院後の生活や仕事は今まで通りできるのか」「1人で住んでいるから介護をしてくれる人が見つからない」など、人ぞれぞれ困っている内容が違います。
こうした相談に対して、医療ソーシャルワーカーは、患者さんやその家族と向き合いながら、彼らが抱えている経済的・精神的・社会的問題の解決や援助のために仕事をします。
ここでも社会福祉士は活躍するんですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。社会福祉士が主に活躍している場所は、
- 児童福祉施設
- 高齢者の介護などを目的とした高齢者福祉施設
- 知的障害者施設
- 地方自治体の福祉事務所
- 病院や保健所などの医療機関
などがあります。今後の参考にしていただけたら幸いです。
以下にも、様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです!