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絶対に抑えなければならない介護職の基本マナー

こんにちは!

介護施設長の前田裕です。

今回は、介護職新人さん・ベテランさんどちらにも言える基本的なマナーについて考えていきたいと思います。

介護職におけるマナーとは

マナーとは一般的にはその場の作法であったり、その文化で生活するときの行儀のことです。

そしてマナーは自分以外の他の人が不快にならないように気をつけるために行います。

なので特に介護職は人間関係がすべてなので、この相手を不快にさせないマナーというものがひと際大切な職業です。

今回もよろしくお願いします!

挨拶におけるマナー

 

介護現での挨拶で大切なことは「明るく」「必ず」「スピード」の3つです。

人間関係は挨拶からはじまります。

何を言っても男性・女性関係無く「笑顔」命です!

特に男性利用者・入所者さんに対してのファーストアプローチは「笑顔!」です!

もし、その挨拶が暗い声でボソッと言ったら、自分と話すのが嫌なのかなぁと思ってしまいます。

(これは人間誰しも同じ事が言えます)

なので、明るく相手の顔を見て挨拶しましょう。

そして挨拶は必ずしましょう。

そして、挨拶されたら返しましょう。

「今日は挨拶いっか。」なんて思ってはいけません。

毎日必ず挨拶をすることでコミュニケーションも生まれるし、信頼関係を深めることができるのです。

そしてスピードです。

スピードは声の速さではありません。相手よりも先に挨拶するという意味です。

上司でも、同僚でも、後輩でも、利用者様でも、ご家族の方でも、誰でも関係ありません。

必ず自分から挨拶するようにしましょう。

また挨拶後の言葉掛けも実は重要です。

せっかく挨拶をしてコミュニケーションが生まれたのに、そこで終わらせてしまってはもったいないです。

挨拶した後は「昨日はよくおやすみになれましたか?」「今日は天気がいいですね」などの言葉がけをして、コミュニケーションを続けて信頼関係をどんどん深めていきましょう。

案外、介護職新人さんの方が上手かったりします。

声かけにおけるマナー

 

声かけで大切なことは「明るく」「ハッキリ」とです。

挨拶の時にも書いたように暗い声で話しかけられると「自分とは話したくないんだな」と思われてしまいます。

なので、声かけは明るくしましょう。

そしてハッキリとです。

聞き取りずらい声でごにょごにょ話しかけられると誰でもストレスに感じますし、不快感をもたらして人間関係を悪化させることにつながります。

特に高齢者の方は若者よりも聴力は衰えているので、必ずハッキリとわかりやすく声かけしましょう。

礼・お辞儀に関するマナー

 

お辞儀ひとつでも相手が抱く印象は大きく変わります。

正しいお辞儀は美しく見えて、非常に感じが良いです。

そんな正しいお辞儀とは頭を下げるときに腰から曲げることです。

多くの人が礼やお辞儀を軽視して首だけ曲げり、会釈程度のお辞儀しかしていません。

自分の姿は見えないから気づいていないようですが、お辞儀をされる側からすると非常に感じが悪いです。

なので、礼やお辞儀をする時は腰から曲げるようにしましょう。

と言っても、介護現場はドタバタです。

忙しい時は、ニコッと笑顔で頭を軽く下げる程度でも構いません。

身だしなみのマナー

 

あなたは「メラビアンの法則」をご存知ですか?

メラビアンの法則とは初対面で人間の印象を決める要素で話す内容が7%でそれ以外の見た目で93%の印象を決めています。

つまり、身だしなみが悪ければ9割方悪い印象を抱かれてしまうのです。

なので、服装や靴、化粧や髪の清潔感には細心の注意を払いましょう。

結構、高齢者の方(特に男性)は敏感な方が多いです。

服装は破けてないか、靴は汚れてないか、化粧は濃すぎてないか、髪にふけは付いてないか、ワックスをつけすぎていないかを仕事の前に入念にチェックしましょう。

ただ、茶髪がダメとかは、染め具合にもよると思います。

逆に女性からは、「綺麗な髪ね!」と話しかけられる事が最近は多いです。

そして最後に・・・

 

基本的なマナーは必ずすべて抑えておきましょう。

どれも当たり前ですが、その当たり前ができていなければ非常に印象が悪くなります。

バッチバチのセールスマンまですると逆に声を掛けにくいです。

仕事が慣れてくるほどこういった基本的なマナーは疎かにしがちなので、今一度初心に帰ってマナーに気を付けましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

前田 裕

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