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genba - 介護のサービス残業って当たり前なの?介護施設長の考える解決策

介護施設長をしております、前田裕です!介護・看護・医療に関して常日頃から勉強し、人間関係が良い職場環境を作り上げる事に全力で取り組んでいます。

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介護の現場

介護のサービス残業って当たり前なの?介護施設長の考える解決策

更新日:

私は、居宅ケアマネの仕事をしていた時に40件近く担当していて、とても定時で帰ることが出来ず月の残業時間が平均100時間は合った時があります。もちろんサービス残業でした。

ケアマネジャーの仕事量は対価にすると60万円程になると言っている人もいるほどです。

今回は、そんな介護の現場のサービス残業の現状を知ってもらうと共に、自分がサービス残業を強いられた場合の対応策について書いていきます。

なぜ、介護の現場でサービス残業が起こりやすいのか

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介護職ではサービス残業が当たり前となっている現状があります。

介護の業務に慣れていないためにルーティンワークが処理できずに仕事が長引いてしまうというのは、むしろ可愛いレベルのサービス残業で、実際には日々の業務の中で消化しないといけないものが重なり手一杯になってしまいます。

福祉の精神を元にしている職場ということもあり、なんとなく自己犠牲をすることが推奨されているような雰囲気もあることも事実で、優しい人はどこまでも仕事をしてしまいます。

 

私が実際に経験したようなサービス残業が増える事例をまとめてみました。

居宅ケアマネの仕事量が多すぎる問題

居宅ケアマネの場合は、一ヶ月の流れで仕事内容が変わります。例えば、月初めは10日までに国保連という所に介護保険料の給付管理というものをデータとして送る作業があります。担当利用者様が計画された介護保険サービスをどれだけ利用したかを介護事業者とデータを統一させる作業です。月半ばからは、モニタリング(評価)と言って担当している全利用者様のケアプランに対する評価をパソコン入力、ファイリングしていきます。

その隙間時間で、利用者様宅へ訪問して話や悩みを聞いたり、介護事業所へ出向いて利用者様の様子を伺ったりします。又、毎日行う事ですが利用者様に何かあった時や重要な事は支援経過という記録を適宜入力していきます。他、サービス担当者会議と言って介護保険の更新や新規・区分変更・新たな介護サービスを利用する際には利用者含め関係者が参加して会議を開きます。そこで、新たにケアプランの変更・追記等の作業もあります。

月半ば過ぎ頃からは、月末までに担当利用者様宅全てへ訪問し、ケアプラン内容説明や困った事等を聞いて、署名・捺印を頂きます。1日に大体5件回れれば良い方です。 訪問中でも、急に利用者様が入院したりすると、入院先へ情報提供を行ったり介護事業所へその趣旨を伝えたりします。又、よくいろんな所から電話もあり、新規で担当する事になったりと、分刻みのスケジュールです。

40件近く担当していると定時ではとても帰る事ができません。とある統計をとった方がいて、ケアマネジャーの仕事量は対価にすると60万円程はある。と言った方がいます。私が居宅ケアマネをしている時で月の残業時間は平均100時間はありました。もちろんサービス残業です。

介護以外のレクリエーションなどの仕事が重くなる

介護施設内で行なわれる、レクリエーションなどの企画や実行を全て一人で行うという業務も、普段の介護の仕事と性格が異なるためにサービス残業のもとに成りがちです。

車椅子の方から、しっかり歩いている方、重度の認知症の方など様々いるなかで、仕切りながらレクリエーションをやり遂げるのは大変です。ベテランの介護士でも、だんだんとレクリエーションのネタが尽きるため、ネタを出すだけでも一苦労します。

仕事の量も増えてくるため、残業をしたり自宅にいるときでも仕事の事を考える毎日が続くようになります。

事務作業を勤務外の時間で処理してしまう

特養の介護士などになると、勤務表の作成などといった事務作業を休日に行ったり、残業として行ってしまう人もいます。それによって休日が1日全部潰れてしまったりすることも多くあります。

実際には、勤務表の作成などは勤務内容に当たる事務作業なので、勤務時間の中に作成時間を設けて行うのが普通です。もし、勤務外での作成を強いられているのであれば、職場を見直しましょう。

周りの職員が仕事をしない。人が少ない。

職場内で他の同僚はサボって話ばっかしているのに、自分には仕事がたくさん回ってきているなどといったことがあります。

そういった職場は、どんどん人が辞めていったりもするので、気づいたら自分が長くいる介護士の一員になっており、責任や仕事量がどんどん増えていき、上司と部下に挟まれて転職するのも難しかったり、身動きが取りにくい自体になることがあります。

自分がおかしいなと感じる職場は、他の人もおかしいと感じている可能性は高いです。

認知症の方などの対応に時間が取られてしまう。

これは介護などの医療系特有の問題なのですが、日々のルーティンワークに加えて「コミュニケーション」で生まれるタスクがあります。

患者さんから何かを依頼されたりするだけなら、軽いものなのですが、認知症などの症状のある方となると手間取ることも多いです。

毎日同じことを伝えないといけなかったり、その日によって気分が変わってしまったり、会話がしっかり通じなかったりするので、どうしても時間が取られてしまいます。

その為、自分が任されている業務に手が回らなくなり、残業をするしかないといった状況になってしまうのです。

介護事業は人が必要な分、経営が難しい

こういった問題は、人が増えたり、業務のスライドが円滑になったり、人間関係が良好であれば起きない問題ではあるのですが、介護の事業は経営が難しい為にすぐに解決できないのが現状です。

なぜなら介護は売上に比例して、人員を増やすと人件費や施設にかかる費用が増えてくるため、コストがかさんできます。介護職員に満足な給料が渡せない職場もあるのは、そこの問題です。

さらに需要に対して介護職員の供給が足りないので、一気に人を増やすなどと言ったことが難しいのが現状です。

介護現場のサービス残業は半数にも及んでいるのが現状

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2016年12月の朝日新聞の記事によると介護の現場では月給制で働く職員のうち、約半数が残業した時間を正確に申告していないそうです。

月給制の職員のうち「残業時間を正確に申告していない」と答えたのは47%で、「申告している」が51%だったようです。

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