こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護士の今後は有望である3つの理由について考えていきます!
ご存知の通り、高齢化社会の日本は介護士不足が深刻化している状況です。
直近で言うと、看護師不足も問題ですが介護士不足化が更に深刻していきます。
しかしながら、他の産業も派遣切りなどで日本の雇用問題は切実です。
「これから介護士になりたい!」「これからも介護士がしたい!」
今回は、介護現場を重きに置いて介護士の今後についての将来性を考えていきたいと思います!
簡単に結論を言うと、介護士の将来性は有望です。
そんな内容をお伝えしていきたいと思いますよ。
それでは今回もよろしくお願いします!
[介護業界の未来]介護士が今後も有望な3つの理由
介護士がこれからも有望な職業である3つの理由
- 自分に合った介護職場へ就職・転職しやすい
- 介護士への処遇が以前に比べ上昇しまくっている(国の手当が手厚い)
- 昇給・昇格しやすい
これら3つの理由は簡単に言いましたが、これはリアルな意見です。
私が15年前位に介護士へ転職した際の手取りの給与は、月に夜勤を5回しても手取り12.3万円でした。
これが安いか高いかは、現代の介護士給与事情を観るとあからさまに上昇しています。
サービス残業なんて月に多い時で、50時間以上ありました。
今では、労基法違反で無理です。
働き方改革も施行されて、更にアウトです。
要介護者の人口もうなぎ上りな現状
現在、介護士は何度も言うように人材不足が深刻です。
経産省によると、2035年には約79万人の介護人材が不足されると言われています。
2015年時での介護士不足が約4万人でしたので、どれだけ介護分野の人材不足とされているかが解ると思います。
実際に、2018年でも66%の介護保険事業所・介護保険施設で人手不足が問題となっているのが現実です。
あらゆる産業でも、人手不足の原因はさまざまです。
もっとも多い離職原因は、給料の低さでしょう。
しかし、これは初めて介護士になられた方の意見が圧倒的です。
[介護士は有望]今、介護士へ転職する大きな理由?
私から考えるに介護士は、更に処遇改善加算又は交付金が期待できるかなぁと思います。
政府からしても、単に介護報酬を上げると言う事は積極的にはせずに、法人や企業努力で、処遇改善加算1を取得させる要件を今後更に厳しくしながらも、処遇改善加算1を意地でも取れる法人や企業は、それを介護人材への給与へ補填する事で、介護報酬からの介護職員への捻出を減らす事に念頭を置くだろうと思います。
現実、その様な事が実際に考えられており、実際にそうしている介護事業所も多くあります。
実質、皆さんご存知の通り2019年10月1日より、特定処遇改善加算が施行されています。
今後も、この様な傾向はあり得ますし加算率も上がっていく可能性も大いにあります。
何せ、介護人材は増えなければ困りますから。
今後、介護士の未来は、少しずつ光を浴びると考えます。
今後の介護士は、きつい・低賃金が緩和されていく
今までの介護士は「きつい」「低賃金」レッテルを貼られていました。
これは勿論昔の介護士の概念が根強く残っているからでしょう。
これからの処遇改善や、介護保険改正によってそれらが変わっていけば、介護の将来はさらに明るいでしょう。
経営者や管理職は大変かもしれませんが、頑張った分お金は入ってきます。
また、何度も言いますが「働き方改革」によって、介護士の仕事自体の見直しや効率化が進められていくでしょう。
なので、介護現場が働きやすいものになる未来は、有望であると考えます。
そして最後に・・
今回は、介護士の今後は有望である3つの理由について考えてきました。
介護士の未来は明るくなっていきます。
特に、頑張った分の給与面です。
人間関係で苦労されている介護士も多くいるかとは思います。
私も人間関係で苦労はしました。
しかし、楽な仕事や絶対に儲かる仕事はありません。
そして、自分がある程度の役職にもなりやすい介護業界なので、頑張り次第で、それなりの給与が頂けます。
何より、利用者・入居者の方々からの「ありがとう」は生きてて良かったなと、ふとした瞬間でも嬉しいです。
それだけ、福祉の仕事が光を今後大きく浴びる事が出来るのであれば、仕事が楽しいと思えるはずです。
私は、やっぱり介護士の今後は有望な仕事であり、給与も上昇しているので良いと思います。
何せ、需要が大きいので、自ずと介護士の需要性も上がるという事です。
介護士として、楽しく仕事をして人生が「楽しい!」と思える事が人として一番大切だと感じます。
それではここまで読んでくださりありがとう御座いました!
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