こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
高齢者介護においてチームケアを実践することは不可欠です。
私も介護現場で介護福祉士として働いているときは誰の意見が正しいのか悩んだものです。
しかし、これがなかなか難しいんですよね!
介護支援に置いて、なかなかチーム全員が同じ考え方を共有することが難しいからです。
ただそんなことで諦めないことが大切です。
そんな高齢者介護でチームケアを実践するコツと諦めない大切さを私の経験をもとに考えていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護職員がお互いを尊重できる関係性を作ろう
あなたの介護事業所や介護保険施設では介護職員同士がお互いを尊重できる関係性ができていますか?
なかなか難しいと考える方々が多いと思います。
しかし急にはチームケアを実践することができなくてもいいんです!
ですがチームケアを実践するということは人間関係が必ず関係してきます。
その為に先ずは介護職員はもちろん関係する看護師や他の職種とも解り合える関係性を作ることが必然になります。
それでは、どうやったらお互いを尊重しあえる関係性になれるかのコツを解説していきますね!
人間関係の構築は介護現場のリーダーが先導すること
介護現場で様々な指示や介護支援について考えることが多い介護現場のリーダーが1番重要な役割を担います。
どんな介護士や介護福祉士がどういう思考で介護支援をしているかを知っているということも言えますよね!
そんな介護リーダーが人間関係の構築を行うとすれば何をすればいいでしょうか?
ミーティング等で「みんな仲良くしてね〜」じゃダメですよ!
全く意味がありませんから。
先ずは信頼出来るベテランの介護士・介護福祉士と一緒に人関関係の構築について大まかにでも作戦会議を開催しましょう!
高齢者介護において人間関係の再構築を出来るように良いベテラン介護職員と話し合ったところで、どのようにチームケアが出来るようになれるかをテーマごとに目標を作りましょう!
チームケアが出来るまでへの段階を作る
チームケアが出来るまでの階段を作るにはケアプランのような感じでイメージしてもらって結構です。
ここからが本番です、高齢者介護でチームケアを実践するコツを話していきます!
簡単に言うとケアプランのように段階を作ることでチームケアまでの道のりが完成します。
私は、この方法と全く同じ感じでチームケアを半年程で完成することが出来ました。
私1人の力では当然無理でしたよ。
時間はかかりますが諦めないことが大切です!
なので、良いベテラン介護職員と幾度となく話を詰めていきましたね。
実際のチームケアまでの道のりの具体例
先ずケアプランを考えてみましょう!
特に2表の部分ですね。(ニーズや目標が記載している部分です)
これを応用した実際のチームケアまでの完成への道のり具体例を以下にご紹介しますね!
・今の介護職場での人間関係の課題を考える
・課題が出揃ったらニーズを抽出していく(今の介護支援に置いて、職員全員が同じ介護支援が出来るようにしたい等ですね)
・大きな目標を抽出していく(ニーズに見合った目標として例えば、介護職員全てが入所者さんへ同じ介護支援が出来ている等ですね)
・支援内容を抽出していく(目標に見合った介護支援を作成します。例えば〇〇さんにはこのような介護支援を行うと解りやすく抽出する)
・ここまで作成したチームケア(個別支援)を1週間置きに評価していく(介護リーダーが主催で他介護職員へ出来ているかシートを作成し記入してもらう)
・提出されたシートを介護リーダーと良いベテランさんと確認・修正していく作業を行う(介護職員のシートが完全に出来ていたら任務完了、後は継続します)
如何でしたか?
この様にチームケアを実践するには大変な作業が必然です。
そしてこれが1番徹底できて効果が期待できる最速の高齢者介護でチームケアが出来るコツです!
この様にケアプランの様にシートにしてどれだけ介護職員が利用者さん・入所者さんへ同じ介護支援が出来ていると言う最低限でもチームケアが実践出来ていることが必要不可欠です!
例えば、他の介護職員の様に何故か同じ介護支援が出来ていない方がいたら怒らずに意見を聞いてみましょう!
人間は100%完璧に何でも出来る生き物ではありません。
そこで、手を差し伸べてチームケアが出来る様に介護職員へ助言することも絶対的に必要不可欠です。
難しいと諦めないことが大切ですね。
そしてこの様なチームケアの計画にはもちろん上司へも伝えておきましょう!
上司の了解のもとでしか動けませんからね。
そして、上司の力が必要な場合はシートの作成をお願いしても良いと思いますよ!
介護リーダーも暇じゃないですからね。
ただ、この様に高齢者介護でチームケアが出来る様になった時の喜びはチーム一丸となってやりがいを感じるでしょう。
実はこう言うやり方は高齢者介護だけにあらず障がい者介護でも同じことが言えます。
介護現場がチームケアのもとに質高い介護支援ができることが介護職として1番のやりがいと言えるでしょう。
1人で悩まず、介護リーダー・主任へ相談したりすることでチームケアへ動いてくれるかもしれませんね!
どうしてもチームケアが出来ない場合は転職をすることを考えても良いと思います。
チームケアなんてどうでも良いと言うブラックな介護事業者もいますからね!
以下の記事も合わせてご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました。
以下にも様々な情報を掲載しておりますので読んで頂けると嬉しいです。