こんにちは!
介護施設長の前田裕です。
今回は、介護の真髄!コミュニケーション能力とは?
について考えていきたいと思います!
介護では必須なスキルでもあるコミュニケーション能力ですね!
実は、コミュニケーションは「共通のものを他人と分かち合う」と言う深い意味合いを持っています。
介護士や他職種との連携や、日々のコミュニケーションを取る事で質の高い介護が提供出来る訳ですね。
喧嘩ばかりしていては、雰囲気の悪い介護現場が完成されてしまいます。
そんな事になると、そうなると思いますか?
・・・そうです!
利用者さんや入所者さんへ、暗い雰囲気がもろに伝わります。
そんなコミュニケーションが上手く出来ていない介護現場の職員さんへ、「話す事に躊躇してしまう」と言う負の財産を生んでしまいます。
こんな介護職場で、介護の真髄は発揮出来る事は不可能です。
毎日笑いながら、高齢者と話が出来ながら介護支援が出来ると良いですよね!
そんな、コミュニケーション能力とは何なのか?について深掘りしていきたいと思います。
それでは、今回もよろしくお願いいたします!
介護職員として自分を先ず知る事!
自分のコミュニケーション能力を理解出来ている介護職・福祉職・看護師の皆さんはどれ位いるでしょうか?
なかなか「私はコミュニケーション能力出来てます!」と豪語出来る方は少ないと思います。
居たらビックリ!尊敬しますよ。
私自身も、コミュニケーション能力については頭に常に入れて置きながら、介護支援をしていますがバッチリ出来てるとは言いにくいですね。
もともと、人見知りな性格なんですよね。
そこで考えるに、コミュニケーション能力はある程度の基本は理解しつつも、自分を先ず知る事を常に考えながら実行できる様に介護支援出来る事が大切な能力だと私は思います。
しかも人間は、加齢と共に思考も変化していきますよね?
そこで介護に関する考え方も変化していくので、よく介護職員として自分を知ると言う事を常に意識すると言う考え方がとても大切ですね!
介護現場は人材不足でコミュニケーションを上手く出来る事が難しい
何だかんだで、介護現場は人材不足が原因として毎日がドタバタな毎日ですよね。
介護業務を回すだけで精一杯な日々ですよ!
しかも、少子高齢化が超がつく程に加速しているので今後の介護現場は更に人材不足が懸念される事態となっています。
特に在宅ヘルパーさんは全く介護人材が足りていません。
なので、コミュニケーション能力を高める事を考えると言う事を出来る事が難しい介護福祉現場事情がありますね。
介護現場はこれからの未来を模索していく事になるでしょう。
介護保険制度の大きな改革も必要だと私は考えます!
つまり、加算で何とかしてと言う事では無く「介護報酬の底上げ」が必須だと言う事です。
上げて欲しいのは基本報酬ですよね!
そうすると介護職員が、それなりの賃金を貰える事で心にも余裕が出来る事で「コミュニケーション能力」についても考える時間の余裕も出来ると言う訳です。
コミュニケーション能力の様々なコツ
コミュニケーション能力と言っても、どんな事を考えていけば良いのか?
難しいですよね。
その辺りについて以下にご紹介していきたいと思います!
様々なコミュニケーションの仕方があるので、是非参考になれれば嬉しいです!
介護の真髄とは、介護福祉をしている人間であればずっと追い続ける素敵な考え方です。
言語的コミュニケーション能力4選
言語的コミュニケーションとは、自らが発する言動によるコミュニケーション能力の1つです。
1.挨拶
これは、社会人として当たり前の事ですね。
しかし、介護現場ではドタバタで普通なら出来る挨拶が出来ない事がどうしても出てしまう場面もあります。
そこは、急ぎ足ながらも笑顔で挨拶や「こんにちは」「お疲れ様です」と言った基本的な事はするべきです。
2.会話の内容
高齢者とコミュニケーションをとる際に「会話」は頻度が多いかと思います。
その中で、大切にしたいのが介護職員側が「聞き手役」が出来ているかがとても大切です。
実は、これは難しいコミュニケーション能力の1つです。
高齢者さんは、なかなか自分が苦しい事を表に出すと言う事は億劫になりやすいです。
そこで、先ずは「高齢者さんが悩んでる事」を何と無くでも理解し、優しい言葉掛けから相手の悩みを引き出していく事を少しづつでも良いので行ってみましょう!
そう言うコミュニケーションをしていくと心を開いてくれる事は多いです。
その後に、直ぐに介護側からの解決策を直ぐに出さずに相手の思いの聞き役に周ると、良いコミュニケーションが取れていきやすいので参考になれば嬉しいです。
3.言葉遣い
これは、よっぽどおかしくない限り当たり前の常識なコミュニケーション能力なので、親しき中にも礼儀ありの心を持っていると良いですね!
4.高齢者の話を否定しすぎない
話をしていて、明らかにおかしいと介護福祉職側が感じても直ぐには「否定しない」と言う事です。
いきなり「それはダメですよ!」「そんな事してはダメですよ!」と言う様なコミュニケーションは避けましょう。
ここも、聞き手役にまわり「どうしたら解決出来るんだろう」と頭に置いて置き、他職種連携で解決策を模索していきましょう。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
基本的に、高齢者は聞いて貰える事である程度以上の心への余裕が出来るので、聞き役をするだけで解決する事も大いにあります。
高齢者の思いは介護士も共感していく大切さ
いかがでしたか?
今回は、介護の真髄!コミュニケーション能力とは?
について考えてきました。
コミュニケーション能力は介護分野で活躍されている方であればある程度は理解しているものの、なかなか傾聴する暇も無いので難しいかもしれませんが、ちょっとした挨拶や「体調はいかがですか?」と言う様な言葉掛けをふとした隙間時間にコミュニケーションを取る事で、高齢者は「私の事を考えてくれているんだな」と感じてくれるものです。
そんな介護職員程、高齢者から好かれる事も多いですよね!
そう言う小さな気遣いを他の介護職員や他職種と連携して行う事で、様々な高齢者さんへと笑顔の輪が広がっていきます。
そうすると、良い介護現場への改善にも繋がっていく訳です。
一石二鳥になります!
高齢者の思いは介護士が共感すると言う事。
これが介護にこれから参入してくる新人介護士さんが学ぶ初めの1歩にもなります。
職員間は勿論、利用者さんや入所者さんの思いへ共感出来る介護支援が出来ると言う事が介護支援を行う際に置いてとても大切であると言う事に今も昔も変わりは無いんです。
大切な事は、介護・福祉に置いて「共感と思いやり」と言う事ですね!
これこそ、「介護の真髄」です。
以下の記事も合わせてご参照下さい。
それでは、ここまで読んで頂きありがとう御座いました!
以下にも様々な記事を書いていますので、是非ご参照頂けると嬉しいです。